「お前は完歩していないとみなす。」

2011年4月3日。
ウォーキングイベントに参加した。
某川沿いを30km歩くイベント。

その日はここ最近ではすごく暑くて川沿いだけに直射日光が凄かった。
ﾓﾗ夫とﾓﾗ夫の友達と3人で参加。
ダラダラ歩いているので、直射日光の元長時間歩くはめになった。

川沿いを歩くことは知っていたので、事前にお昼ご飯や飲み物は買ってあった。
ﾓﾗ夫の友達もそうだ。
ところが折り返し地点になってﾓﾗ夫が

「あそこのコンビニ寄りたい。
　飲み物ももう無いし、お腹もすいた」


と言い出した。
朝スタートする前に、私とﾓﾗ夫友達がせっせとコンビニで買い物してたの見てたじゃん。
「途中何も無いから買っていこうね」って言ったよね？私。
なのに、結局ﾓﾗ夫はそれをしてなくて、人のペースを乱す。

折り返し地点で割とタイムリミットが迫っていて、
そんな休憩取っている時間は無かったのにさ。
超ＫＹ。

「ダメなら途中で棄権すればいい」

とか簡単に言うし。
そんなつもりで参加してないもん。

でも私はそれどころではなかった。
暑さで頭痛が始まっていたから。
日射病になったようだった。
だから、もう長い時間を歩くのは無理だと思って自分のペースで歩くことにした。
たらたら長時間は嫌だったから。
結果的に、ﾓﾗ夫とﾓﾗ夫友を置いてハイペースでゴールしたんだけど、
ﾓﾗ夫はそれが気にくわなかったらしい。

「自分勝手過ぎる！！！」

私、いつも２人の後ろを歩いてるの。
２人は話しながら歩いてるから楽しいかもしれないけど、
私1人で音楽聞きながら歩いてるのよ。
それを1人先に行ったからって、何が違うのさ。
2人で歩くことには変わりなく、私が後ろにいるか前に居るかだけの話で
私的には同じことだ。

家に戻って、39度の発熱。
やっぱり日射病になっていた。
でも、それを労るようなことは無い。

「お前はそうやって1人で勝手に歩いて
　そして、失敗してんだよ！
　俺はそれを完歩したとは認めない」

と罵り続けた。
夜の犬の散歩も代わって欲しいくらい具合は悪かったけど
そんなこと言える訳がない。
それを言ったら更に罵られる事は分かっているから。

高熱の中、犬の散歩に行った。

そして、そのまま帰宅してご飯を食べさせたりしてすごく早く就寝。
夜、ﾓﾗ夫が寝室に来た時にまた言われた。

「俺は完歩したとは絶対に認めない」

と・・・。


別にあんたに認めて貰わなくても、完歩したらその証は貰えるから。
それで十分です。