アリシア・D・ウイリアムズ /文
ブリアナ・ムコディリ・ウチェンドゥ /絵
落合恵子 /訳
クレヨンハウス
アフリカ系米国人の子どもたちが、
ある年頃になるとかならず、
かぞくから教わる「してはいけないこと」。
例えば 4人以上で群れてはいけない
ぶらぶらしてはいけない
大きな声を出してはいけない
ポケットに手を入れちゃダメ
フードをかぶらない
その内容は不当極まりないものですが、
差別や偏見による暴力から身を守るために
覚えなければならないことなのです。
少年・ジェイの視点で語られます。
偏見や差別
私たちの身のまわりにも
おなじようなことがあるのでは
ないでしょうか?
遠くの出来事にはおこるけれど
我々の近くにも差別や
自分の内側にある差別にもNOということ
立ち上がること それが世界から
この国から差別をなくす
遠くても確かな道であると落合さんは
語っています
本当に そうですよね
あらためて
考えていきたいです
きょうのひとりごと
誰もが尊敬しあえる世界に
まずは 目の前の人から
そして パリオリンピック
開催されましたね
国や人種 いろんなことを
超えての4年に一度のスポーツの
祭典でありますように
しばらくは TVにくぎ付けに
なりますね
今日も絵本力に感謝です