「身近な本物は、ちょっとした幸せ。」
こんにちは。
日本画家・水彩画家の、熊川みのりです。
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以前のこの記事。↓
水彩のパレットは基本、洗いません。
洗うのは、絵の具そのままの色を使うときのみ。
例えば、黄色の花などを描くときです。
花はみずみずしい透明感ある色にしたいですよね。
その時は一部分だけ洗います。
絵の具はパレットに出して乾燥させる
【水彩画の道具シリーズ】でご紹介した12色の絵の具。
最初はこれで十分です。
それは草花を描くことを想定しているからです。
描きたいモチーフに合わせて、買い足してくださいね。
では、新しいパレットをどう使うのか?
上の写真のように、パレットの小さい部屋に絵の具を充填しておきます。
絵の具は、あらかじめチューブからだしておき、蓋を閉じる前にしっかりと乾燥させます。
描くたびにチューブから絵の具を出すのではないんですね~。
なぜ、使う色だけをその都度出さないのでしょう?
それは、
・混色するときにラク
・調色が早いから
です。
水彩は、
赤・青・黄の三原色+白・黒
この5色を混色する、が基本です。
なので、パレットには広いスペースがあるのです。
インクや、日本画で使う岩絵の具とは違うところですね。
透明水彩は乾燥しても、水で溶けばまた使えます。
固形絵の具も中身はチューブの絵の具と同じです。
不透明水彩やアクリルは乾燥すると使えなくなるので注意してくださいね。
絵の具の並べ方
色相環に合わせて並べるのが基本です。
でも、こんなに綺麗には並びません!
黄色の仲間、青の仲間、というようにまとめれば大丈夫です。
これは私の並べ方です。
上の段に
黄色 → 赤 → 茶 →緑
下の段に
紫 → 青
このように入れています。
と、ここで注意!!
今後色が増えることを想定して、隙間を空けましょう。
緑は、色数が多いです。
逆に、黄色と紫は少ないです。
黒は、端っこに。
例外として、
白だけは使うたびに出して構いません。
細かく字が書いてあるのは、絵の具の名前や番号です。
乾くと何色かわからなくなります!!
字がテキトー・・・性格が出ますねえ
ご参考までに!
それでは今日はこのへんで。
お読みくださり、ありがとうございます。
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