【理科】第6回実力テスト◈3年生の分野◈【中3】 | 赤城❤︎.*

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アカギ

 

中学3年 理科

第6回実力テスト用

仕事・遺伝・中和・天体
過去問改

 

1. 光一さんは仕事について調べるために、次の実験を行った。後の問いに答えなさい。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとし、糸やばねばかりの質量や、摩擦は考えないものとする。

【実験1】
  400gのおもりに糸をつけ、図Ⅰのように糸を定滑車に通してばねばかりを真下に引き、おもりを30cmの高さまで引き上げた。次に、図Ⅱのように、おもりを動滑車につなぎ、糸を定滑車と動滑車に通してばねばかりを真下に引き、おもりを30cmの高さまで引き上げた。
【実験2】
  実験Ⅰで使ったおもりに糸とばねばかりをつけ、図Ⅲのような斜面を使ってばねばかりを60cm引いて、おもりを30cmの高さまで引き上げた。


(1) 実験1で、図Ⅰのおもりを30cmの高さまで引き上げたとき、ばねばかりの示す値は何Nであったか、書きなさい。
(2) 実験1で、図Ⅱで糸を引いた距離は、図Ⅰで糸を引いた距離の何倍であったか、書きなさい。
(3) 実験1で、図Ⅱのおもりを30cmの高さまで引き上げたときのばねばかりの示す値は2.5Nであった。このことから、動滑車の質量は何gだと考えられるか、書きなさい。
(4) 実験2で、図Ⅲの斜面に沿っておもりを引き上げたとき、ばねばかりの示す値は何Nであったか、書きなさい。
(5) 図Ⅰと図Ⅲで、おもりを30cmの高さまで引き上げたときの仕事の大きさを比較したとき、正しいものを次のア~ウから選びなさい。
  ア 図Ⅰのほうが大きい   イ 図Ⅲのほうが大きい   ウ 同じ大きさである
(1) 4N (400÷100) 
(2) 2倍 (半分の力ですむが2倍引っ張らなければならない) 
(3) 100g (ばねばかりが2.5N→実際は5N おもりが4Nなのでのこり1Nが動滑車の分)

(5) ウ (どちらも高さ30cmまで引き上げているので同じ どうやって引き上げたかは関係ない→仕事の原理)

 

 

2. 剛さんは、カエルの受精卵がどのように変化するのかを調べるために、次の観察を行った。後の問いに答えなさい。

【観察】
  中学校の近くの池でヒキガエルの受精卵を採取し、ルーペで観察したところ細胞分裂が起こり、細胞の数がふえていくようすが観察できた。図Ⅰはヒキガエルの卵と精子が受精するようすと、このときに観察した受精卵の変化のようすをスケッチしたものである。
  また、図Ⅱはヒキガエルの雌と雄のからだの細胞にある核を示したものであり、核の中の染色体をモデルを用いて表したものである。

(1) 図Ⅰのように、受精卵が分裂をくり返し、形が変化して個体としてのからだのつくりが完成していく過程を何というか。
(2) 図ⅠのA,  Bの細胞について、核の中の染色体を図Ⅱのモデルを用いて表すとどうなるか。次のア~エからそれぞれ選びなさい。

(3) カエルの雌の卵巣で卵がつくられたり、雄の精巣で精子がつくられるときに行われる細胞分裂を何というか、書きなさい。
(4) カエルが行う生殖のような受精によってできた子について、次のア~エから最も適切なものを選びなさい。
  ア 両親と同じ細胞でからだをつくる。
  イ 雌と同じ細胞でからだをつくる。
  ウ 雄と同じ細胞でからだをつくる。
  エ 両親のどちらとも異なる細胞でからだをつくる。
(5) ジャガイモなどの一部の植物は、種子ではなく、からだの一部が独立して新しい個体をつくることがある。
  ① このような生殖を何というか。
  ② このような生殖は作物の栽培に利用されることが多い。その利点を簡潔に書きなさい。
(1) 発生
(2) A:ア B:ウ
(3) 減数分裂
(4) ア
(5) ①無性(栄養)生殖  ②同じ形質の作物を作ることができる。

 

 

3. ビーカーにうすい塩酸10cm3をとり、BTB溶液を2~3滴加え、図のようにかき混ぜながら、こまごめピペットでうすい水酸化ナトリウム水溶液を少しずつ水溶液の色が緑色になるまで加えた。後の問いに答えなさい。

(1) うすい塩酸に緑色のBTB溶液を加えると、水溶液の色は何色に変化したか、書きなさい。
(2) うすい塩酸にうすい水酸化ナトリウム水溶液を加えたときに起こる、たがいの性質を打つ消しあう反応を何というか、書きなさい。
(3) 水溶液の色が緑色になったときの水溶液の性質は何性か、書きなさい。
(4) 次の文中の①、②の(   )内のア、イから正しいものを選びなさい。また、③に当てはまる適切な語句を書きなさい。
  うすい塩酸にうすい水酸化ナトリウム水溶液を加えて緑色になった水溶液を1滴スライドガラスに取り、水を蒸発させて顕微鏡で観察すると白い結晶が見られた。この白い結晶は、①(ア 酸   イ アルカリ)の陽イオンと②(ア 酸   イ アルカリ)の陰イオンが結びついてできた物質である。このような物質をいっぱんに(  ③  )という。
(1) 黄色
(2) 中和
(3) 中性
(4) ①イ  ②ア  ③塩  (HCl + NaOH → NaCl + H2O  NaCl → Na+ + Cl-)

 

 

4. 光一さんと剛さんは、日本のある地点で、ある日に透明半球を使って太陽の1日の動きを調べた。
  図Ⅰは、厚紙に固定した透明半球に太陽の位置を記録するため、光一さんがペンで印をつけようとしているようすを表したものである。
  図Ⅱは透明半球で調べたことの日の太陽の動きを表したもので、a~dは午前10時から午後1時までの、1時間ごとに記録した太陽の位置を示しており、Xはa~dをなめらかに結んだ曲線を透明半球の一方のふちまでのばした点である。
  図中の数字は各点の間の長さを示している。
  このとき、後の問いに答えなさい。


(1) 太陽の位置を記録するために透明半球にペンで印をつけるとき、光一さんはどのようにして印をつければよいか。「ペンの先端」という語を用いて簡潔に書きなさい。

(2) 次の文は剛さんがこの日の太陽のしずんだ位置と昼夜の長さについて述べたものである。文中の①、②のそれぞれに当てはまる語句の組み合わせとして正しいものを、下のア~エから選びなさい。

  ”この日、太陽は真西より(  ①  )よりの位置にしずみ、昼の長さのほうが夜より(  ②  )。”

  ア ①北  ②長かった   イ ①北  ②短かった   
  ウ ①南  ②長かった   エ ①南  ②短かった

(3) 図ⅡのXがこの日の日の出の位置とするとき、日の出の時刻を図Ⅱから求めなさい。

(4) 1日のうちで太陽が最も高くのぼったときの高度を、太陽の何というか、書きなさい。

(5) 季節により、昼夜の長さや(4)が変化するのはなぜか。「地球が」に続けて簡潔に書きなさい。
(1) ペンのかげの先端が円の中心と重なるようにして印をつける。
(2) エ
(3) 午前6時30分  (11.9÷3.4=3.5 → 午前10時の3.5時間前)
(4) 南中高度
(5) 地球が地軸を傾けながら太陽のまわりをまわっている(公転している)から。