Q
剛さんは江戸時代の政治や産業などについて調べたことをカードにまとめ、発表した。次のA~Dのカードはそのときに使用したものの一部である。後の問いに答えなさい。
カードA
幕府が開かれて100年ほどで幕府の財政は苦しくなり、享保の改革や寛政の改革、天保の改革が相次いで行われた。
カードB
農民は五人組を結成させられ、さまざまなことがらに連帯責任を負った。また、農具の改良・発明や新田開発が行われた。
カードC
江戸や大阪を中心に街道や航路が整備され、商業が盛んになった。また、各地で特産物が盛んに生産されるようになった。
カードD
江戸時代の前半は上方を中心に、江戸時代の後半には江戸を中心に、[ ]をにない手とする文化が発達した。
⑴ カードAに関して、次の問いに答えよ。
① 享保の改革を行った将軍はだれか、答えよ。
② 寛政の改革で行われた政策として最も適切なものを、次の中から一つ選びなさい。
ア 公事方御定書の編纂 イ 旗本・御家人の借金所帳消し ウ 目安箱の設置 エ 参勤交代の制度化
③ 天保の改革で老中水野忠邦が株仲間を解散させたわけを、「物価」の語句を用いて答えよ。
⑵ カードBに関して、次の問いに答えよ。
① 五人組がつくられた目的を、「年貢」「犯罪」の語句を用いて答えよ。
② 江戸時代に改良・発明された農具のうち、脱穀に使われたものを次の中から一つ選びなさい。
ア 千石どおし イ 千歯こき ウ 唐み エ 備中ぐわ
⑶ カードCに関して、次の問いに答えよ。
① 商業の中心であった大阪は、当時「天下の〇〇」と呼ばれていた。〇〇に当てはまる語句を書け。
② 江戸時代に特産物の生産が盛んであった地名とその特産物の組み合わせとして最も適切なものを選べ。
ア 九十九里浜-いわし イ 土佐-有田焼 ウ 佐渡-和紙 エ 徳島-紅花
⑷ カードDに関して、次の問いに答えよ。
① 江戸時代の前半に発達した、上方を中心とする文化の名称を書け。
② カードD中の[ ]に当てはまる語句として最も適切なものを、次の中から選べ。
ア 百姓 イ 町人 ウ 武士 エ 公家
③ 江戸時代の後半に書かれた小説「南総里見八犬伝」の作者を、次の中から選べ。
ア 近松門左衛門 イ 伊能忠敬 ウ 井原西鶴 エ 滝沢馬琴
【社-6】
A
⑴ ①徳川吉宗 ②イ ③物価の上昇をおさえるため。
⑵ ①年貢の納入や犯罪に対して連帯責任を負わせるため。 ②イ
⑶ ①台所 ②ア
⑷ ①元禄文化 ②イ ③エ