シーサー・石ガントウ
沖縄ではよく魔よけを目にします。シーサーは魔よけの一種です。それは、ふつうは屋根の上に置いてあります。そこから門を見下ろし、悪魔や災いからおうちを守ります。それぞれのシーサーは違った顔をしていおり、あるものは非常にユーモラスな顔をしています。
イシガントウはもう一つのタイプの魔よけです。それは、イシガントウという言葉が刻まれた石です。よく通りの終わり（曲がり角など）に置かれています。悪魔は曲がることができない、と当時の人たちは信じていました。イシガントウは中国に起源があります。この名前の起源としてはたくさんの違ったお話があります。それらの一つには、”イシ”は人の名前であり、”ガントウ”は決して負けないという意味があるといわれています。
沖縄の人たちはご先祖様の思い出をとっても大切にします。年に数回、ご先祖様のお墓の前に家族や親せきが集まります。４月には”シーミー”と呼ばれる儀式を開きます。お墓をきれいにしてご先祖様にお祈りをします。伝統に従い、ご先祖様をしのんで一緒にお食事をします。