紅茶の歴史 L9-❷ PowerOn3 | 赤城❤︎.*

赤城❤︎.*

アカギ

Power On 3

 

3 4 5

 

 

 1610年、マカオと平戸で初めてオランダ人が紅茶を買いました。それをオランダに持ち込むと、貴族たちの間で人気になりました。そこから紅茶はイギリスにもたらされました。このときのものは抹茶でした。のちに、イギリス人たちはロンドンの水によく合う紅茶を見つけ、中国から紅茶を輸入しました。
  コーヒーはすでにロンドンでは普及していました。それはアラブの国々から入ってきたもので、ロンドンで初めてのコーヒーハウスは1652年にオープンしました。ちょうど5年後の1657年に、ロンドンにあるガラウェイと呼ばれるコーヒーハウスで紅茶が売られ始めました。
  紅茶はお金持ちじゃない人々のための飲み物ではありませんでした。ガラウェイのポスターには、『お茶は、賢者と古代の東洋人の間ではその2倍の重さの銀と交換されています』と書かれていました。その高価さゆえに、18世紀半ばに価格が下がるまで、イギリスでお茶が普及することはありませんでした。