今年も現時点での、九州主要塾の合格実績の比較をはじめま~す。
<2月19日追記>
各塾の発表もあらかた終わったと思いますので、一応最終版として、現時点でのデーターをまとめたいと思います。
現在2月19日時点での、英進館・日能研・全教研の各塾の灘中(こちらだけ関西最難関ですが)、ラサール中、久留米附設中の合格者数を表にしてみました。
なお、2017・2018年は久留米附設・ラサールが別日受験日の為、併願が可能な年となっております。
<2月22日更新>
やはり、といいますか、今年も英進館は強かったです。
元々本学年は、昨年の学年同様、レベルが高いと前評判が高かった学年でしたので、この実績にも納得です。<2月22日更新:追加合格がないと思われていた附設も、英進館2名、日能研1名追加合格が出ていますね…神様どうか、この内の一人が、結果報告会のあの女子生徒さんでありますように…。>
灘中に関しては数を減らしていますが、これも昨年が出来すぎた感がありましたので、例年を考えると、こちらも胸を張っていい実績だと思います。
特に久留米附設中に関する実績はもはや圧倒的で、来年以降のさらなる寡占化が予想されます。もちろん英進館押しの私ではありますが、あまりに1強過ぎてしまうと、色々な意味で生徒や保護者側には弊害が出てきてしまうような心配もあったりします。
ただ、附設に志願者が偏ったとはいえ、ラサールの合格者数は減らしてしまっています。特に最初の発表時点では、87名と大きく減らしてしまっており、私も心配しておりましたが、玉突き式に追加合格が増え、ついに100名越えと大台を突破しましたね。(ちなみに同時点での日能研の合格者数は67名でした。)
これ実は、昨年度にラサール中が合格者を出しすぎ、キャパシティーオーバーになってしまった。特に寮の受け入れ可能人数が限られてしまう為、今年は合格者数を絞る、または当初は絞っておいて、後で追加合格を発表する方針であった…なんて事がいわれておりました。
念のため、関東、関西の主要塾の実績をしらべてみました。
(2月5日時点)
やはり、各塾とも数を減らしており、合格者数自体を絞っていた事が、このデーターからもうかがう事ができます。
<2月19日追記>
2月19日現在の数字です。
各塾追加合格が数名上乗せされ、結局昨年実績を上回りましたね。
ちなみに、同じ塾の附設中の合格者数も調べてみました。
ひょっとしたらカウント出来ていない、という事もあるかもしれませんが、ラサールと比較すると圧倒的に数が少ないですね。
ここ九州では、双肩であるラサールと久留米附設ですが、やはり全国的な知名度とブランドはラサールがまだまだ圧倒的に上である事が、見て取れます。
…実はワタクシ、昨年の久留米附設の驚異的な進学実績の伸びから、ひょっとすると関東、関西圏からの志願者が急増するのでは、と危惧しておりましたので、この点に関しては、少しほっとした次第でございます。
最後に九州主要3塾の、過去四年分の附設+ラサールの実績を表にしますと…
<2月22日修正>
英進館は昨年比+33と躍進。
日能研は-23と、やや後退。
全教研は、残念ながらほぼ半減となってしまいました。
(2月22日修正:こちらも附設の追加合格分を反映しました。併願なしで257は本当にすごいですね、計算上もし併願可だとすると、ラサール合格者の8割が附設合格なら、合計343人となり、過去最高の2018年を超えます。7割5分合格でも338人と、それに迫ります。この学年の優秀者が際立ちますね。)
全教研から今年附設に合格した知人も存じ上げておりますが、決して全教研のシステムやカリキュラムが劣っているというわけではなさそうなので、やはり近年の実績からくる優秀者層の寡占化が進んでいるものと推測されます。
ただ、来年度はラサールと久留米附設の併願が可能になる事が予想されますし、全教研もまた巻き返してくると思われます。
いずれにしても、今年は受験学年になりますので、個人的にはこの数字に娘の+1をなんとかして加えていきたい所存であります。
(2月19日追記)
(英進館、開成追加合格+2されました。)
英進館関東チャレンジの結果も出ましたので、過去のデーターと比較してみました。
全教研の過去のデーターはなかなか見つかりませんでしたので、アウェイで戦うライバルと勝手ながら想定いたしまして、浜学園のデーターも載せてみました。結果は、開成:浜学園に軍配、麻布:英進館に軍配、合計ではがっぷり四つで引き分け!とあいなりました。
こちらも、昨年麻布、開成合計36名と大躍進だった英進館でしたが、残念ながら28名と数を減らしてしまいました。<2月19日修正>
保護者の方のお話を伺いますと、本年度はやはり、かなり難易度が上がりって問題の癖も強く、また競争も厳しかったようです。
上記のブログにも書かれていますが、やはり関東での中学受験熱はさらに熾烈さを増してきているようです。いかに九州の超優秀なエリートを選りすぐった集団であっても、個別の対策を死ぬほど繰り返している関東大手塾の壁というのは、そう易々と超えさせてもらえるものではなくなってきているようです。
そんな中で合格を勝ち取った28名<2月19日修正>の方々には、本当に尊敬と羨望の思いしかございません。おめでとうございます。
うちの場合は女子でもある事から、関西や関東遠征というのはあまり現実的ではありませんが、本年度は例年になく女子の優秀者比率もかなり高くなっていますので、ひょっとするとひょっとする可能性もあるのかなぁ~なんて頭の片隅にはあったりなかったりいたしますが、まずは本命校に手が届きますように、しっかりと地に足をつけて頑張りたいと思います。
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