〈くまのひとりごと〉
 
 
 
青年ジャパン-テイクアチャンス―
 
 
探し求めてたドラマ!
『河合その子』ファンだったら幻のドラマ
と言っても過言ではないと思う!
 
その子が、『テレビ出ない宣言』で
メディアの露出が少なくなった後の
作品だけに凄く貴重です!
 
この作品は
1987年4月1日、国鉄が民営化されJRと
なったバブル期に就活生向けに配布された
勧誘ビデオです。
 
作りは、当時流行りのトレンディドラマ風に
作られてます。
 
今では、人材募集にここまでのお金は
掛けられないですね。
 
出演者も、豪華なのはバブル期だからこそ
なのかな!
 
 
あとは、『二十歳の祭りーコーラスライン達の危うい青春』が見れればな・・・
 
 
 
青年ジャパン-テイクアチャンス
 
ストーリー
「未来の可能性を探れ!」入社2~3年目の
若いJR東海社員4人にヨーロッパ研修命令が
下った。
 
上遠野 恵(河合そのこ)、白馬 進(光石研)、矢野淳(田中弘太郎)、小沢(緒形幹太)の4人である。
 
直属の上司、長島(緒形拳)は言う。
「これからのウチの会社を背負って立つのは、君たちのような若い人材なのだ。」
 
わけもわからず第一の目的地であるロンドンに飛んだ彼等を待ち受けていたのは、ロンドン駐在員の森田(根津甚八)。
 
バリバリのやり手と聞いていたはずの森田は、女の子と談笑しているただの軟派な男しか見えなかった。
 
「これが君達のスケジュールだ。」
森田から手渡された1枚の紙。
 
しかしそこには、何も書かれていなかった。
白紙だったのだ。
 
「君達でスケジュールを決めてくれ。」ボーゼンとする4人。広いヨーロッパで彼等を待ち受けるのは・・・?
 
また、上遠野 恵(河合)の揺れ動く恋愛模様
三年間待たせてる彼との恋の行方は・・・
仕事を取るのか、恋愛を取るのか!
 
 
 
1989年
東海旅客株式会社  株式会社リクルー

青春ジャパン -テイクアチャンス-

出演
河合その子
緒形拳  根津甚八  緒形幹太  田中弘太郎  光石研
 
 
挿入歌
『銀色海岸~Mind  Lithograph~』
作詞:森抄夜子  作曲:河合その子
1990年リリース『Replica』収録
 
銀色海岸~Mind Lithograph~ルンルン
作詞:森抄夜子  作曲:河合その子
 
雨上がりの海は銀色
さざ波に  ほのかな光寄せて
巡りくる季節も明日も
何気なくカタチを変えてゆくの
 
あなたのまなざしに
包まれ過ぎる日々
何よりもしあわせに思うけど…
 
大切なのは  たった独りで
今を見つめること
心の奥の  かすかな孤独も
輝きだす
 
いつかここで  ふたり探した
薄紅の貝殻を見つけたら
誰もいない  あなたの部屋へ
海岸通りから電話するわ
 
近すぎて見えない
やさしさを知るのよ
いつまでも  この想い導いて…
 
浪音だけで  綴る伝言
きっと笑うかしら
せつない瞬間(とき)も
あなたがいるから
輝きだす
 
雨雲(くも)が流れて  きらめく波が
空の青に染まる
心の奥を  彩るすべてが
輝きだす