新年明けましておめでとうございます(^∀^)/
いよいよ2018年がスタートしましたね!
ということで今年一発目のRosカレンダーはこちら↓

松伍朗氏フィニッシュによる「MAD DOG RESIN」のNancyになります。
昨年のWF2017[冬]では実物を拝見させて頂きましたがとても素晴らしい完成度でした(*^^*)
ではさっそく本題です。
2018年、記念すべき最初の記事は1991年に公開されたSF映画「ターミネーター2」よりコレクションをご紹介したいと思います(^∇^)ゞ
こちらは映画冒頭でのワンシーン。
そう遠くない未来、2029年のロサンゼルス↓

人類は自我に目覚めた機械“スカイネット”との戦争を繰り広げていた。
当時、劇場で観た誰もがこのシーンに登場するエンドスケルトンの虜になったのではないでしょうか??↓

私も例外ではありません。
子供ながらにしてエンドスケルトンに魅了されの者の一人でした・・・(^∇^;)
撮影に際しエンドスケルトンの製作を担当したのは皆さんご存知、スタン・ウィンストン氏↓

先月開催された「東京コミコン2017」では撮影に使われた貴重なプロップの1体を間近で拝見することが出来ました↓

写真を見るだけで会場の興奮が甦ります(^з^)
今回紹介しますコレクションは劇中、サイバーダイン社で量産されたアンドロイドT-800: 101型(バージョン#2.4)エンドスケルトンになります(^▽^)/
2002年に「ハリウッド・コレクターズ・ギャラリー」が当時版権を所有していたフランスの映画製作・配給会社「スタジオ・カナル」からライセンスを取得し「ルーカス・フランシス・スタジオ」全面協力の下、受注生産した等身大モデルです↓

それがこちら~(^∇^)/



プロップ・モールドよりキャストされたボディにXFXスタジオ製のレプリカ・ヘッドを組み合わせた究極のプロップ・レプリカということで当時話題となりました↓

台座にはステンレス板を使用↓

個人的にシンプルながらこれはベストなチョイスだと思います(^∇^)
ハリコレのオリジナル・ネームプレート↓

余談になりますが関係者の方に聞いた話によりますと国内に正規流通した物は当時3体程度だったそうです(爆)
この事からもこれが如何に貴重な品であるかということがお分かり頂けるかと思います(゜Д゜;))))
またこのエンドスケルトン、最大の特徴は各関節が可動するところにあります↓



これぞ正に等身大のアクション・フィギュアと言えましょう。
よってシリンダー等それぞれのパーツを分解することが可能だった為、欠損パーツ等については複製することにより補うことが出来ました(^∀^)/

ここでこちらはこの「ルーカス・フランシス・スタジオ」製エンドスケルトンの頭部から胸元に掛けての様子になるのですが、ご覧頂いてお分かりの様に側頭部にあるシリンダーやオイルライン等はプロップと比較するとかなり違うアレンジが施されておりました(><;)↓

※写真はネットから拾ったものになります。
そこで「サイバーダイン東北支社」のデレクさんから色々とご教授頂き、雰囲気だけでも再現出来ればということで各パーツを自作することに↓

この部分のジョイントについてはプロップと同じ物を使用↓

シリンダーのマウントも頂いた資料を基にプロップっぽく再現しました↓

そしてこちらはサイドショウからリリース予定のT-800エンドスケルトンのマケットなんですが↓

胸元はプロップとは違うものの、この方が見栄えが良かったので今回シリンダーを追加してみました(笑)↓


ちなみに「ルーカス・フランシス・スタジオ」の創設者ポール・フランシス氏は現在「クロニクル」社の主要メンバーとして活躍しています。
写真はポール氏が手掛けたジェニシス版T-800エンドスケルトン↓

背面を見ると支柱の取り方が「クロニクル」社のそれと酷似していることが確認出来ます(爆)↓

尚、支柱が固定されている股部分の穴については撮影で操作する為に通されたワイヤーや配線の穴をそのまま使用したそうです↓

更に首裏にあるシリンダーの配置を若干変更↓

しかしコミコンで見掛けたプロップはこんな感じでした・・・orz( ̄д ̄;)↓

色々とリサーチしたのですがどうやら詰めが甘かったみたいです(><;)
という訳で更に手を加えましたよ(^∀^)↓

これでよりプロップらしく成ったのではないでしょうか??(笑)
ちなみに「ルーカス・フランシス・スタジオ」で製作されたこのエンドスケルトンはバトルダメージ版になります↓


また劇中では両手にプラズマライフルを持つエンドもインパクトありましたよね↓

ファンの中にはこのプラズマライフルの印象が強く脳裏に焼き付いている方も多い事かと思います(^∀^)
この様にT2エンドとプラズマライフルは切っても切れない関係なんですよね↓

ということで、ここでこんな物の登場です↓

実はどうしてもこいつにプラズマライフルを持たせたくなり、急遽“でっち上げ”製作したのでした(爆)
と言ってもこれ、ただのペーパークラフトだったりします(^=^;)↓

あくまで雰囲気が出ればそれで良いんです!!!キリッ( ̄∩ ̄)ゞ
さっそく持たせてみました↓

非常に軽い為、持たせたところで当然何の問題もありません(^ω^)v
簡易的ではありますが一応ライトアップ・ギミックも搭載しておきましたよ(笑)↓

ですが今回、一番の誤算だったのが目元のライトアップ・ギミック不良でした・・・( ̄∀ ̄;))))
配線の断線確認及びカプラーのクリーニングをしても点灯せず・・・(><;)
ACアダプターの故障を疑い海外から同メーカーの物を取り寄せるも断念・・・orz( ̄д ̄;)↓

半ば完全にお手上げ状態となりました・・・(++;)
しかし目が光らないことにはエンドスケルトンとは呼べません。
デレクさん曰く“エンドスケルトンにおいて目の発光は絶対条件”とのこと・・・(^=^;)
そこで意を決して大手術を決行することにしました(爆)
眼球を取り外して配線を引き直し↓

装着の際、眼球を好みの角度に変更↓

両目に3ミリのLEDを仕込み、電源には単3電池を2個使用↓

電池ボックスを頭部内に収納することでスマートに纏めることが出来ました(^∇^)/

やはりエンドは目が光ってナンボですね↓

ちょいとばかり骨が折れる作業でしたが頑張っただけの甲斐は有りました↓

どうですか?“睨み”が利いてますでしょ??(笑)↓

最後にこちらは現在のギャラリー入口の光景↓

ご来場された皆さんが驚いて行かれます(^ω^)
という訳でこの度、縁あって長年の夢であった等身大のエンドスケルトンを手に入れることが出来ました↓

※今回、とりあえず“かたち”にしてみましたが今後もライフワークの1つとして時間を掛け、手を加えて行きたいと考えています。
しかし本当にスタン・ウィンストン氏が世に残した功績は偉大でした↓

これからは氏の成し遂げた偉業と共に残りの人生を歩んで参りたいと思います(^ω^)ゞ


ということで今年も「ひろ☆くまプレクション」を宜しくお願いしま~す(^▽^)/