こちらは1987年に公開されたSFアクション映画「ロボコップ(原題:RoboCop)」のクライマックス・シーン。
犯罪都市と化した旧デトロイト・シティで最も幅を利かせていた悪党集団、クラレンス一味はロボコップを抹殺しにやって来た↓

この時、手下のエミール・アントノウスキーはバンの運転を任される↓

ロボコップを見付けたエミールは躊躇なく突進する↓



ギリギリで身を翻し、衝突を回避するマーフィー↓


バンはそのまま有毒廃棄物の入ったタンクに突っ込んでしまう↓

するとエミールが次に姿を見せた時、その姿は悍ましい状態になっていた↓


そしてエミールは仲間のレオンに助けを求めるも見捨てられてしまうのだった・・・↓


男前だったエミールが一瞬でゾンビと化してしまったこのシーンに当時衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか??


かくゆう私もこのシーンがトラウマになった一人でした(><;)
これは聞いた話なのですが映画制作当時、『人間が溶けるのを見てみたい』という声を聞いたポール・ヴァーホーヴェン監督がそれに応えるべく制作されたシーンなんだそうです(爆)↓



しかしそれにしてもそのインパクトはあまりにも衝撃的なものでしたね・・・( ̄∀ ̄;)↓

さて、前置きが長くなりましたが本日紹介しますコレクションはこのシーンの皮膚が爛れたエミールをモチーフに「CREATUREFEATURES」よりリリースされたバストモデル・キット“Melting Man(溶融男)”になります↓

実はこのキット、kurotanaさんから情報を頂き購入させて頂きました(^ω^)ゞ
キット内容は1パーツ(中空フォーム)のみでしたので半日足らずで完成~♪
ということでこちらが1987年に公開された映画「ロボコップ」に登場したエミールをモチーフとした“メルティング・マン”になります(^∀^)/

原型は以前ジェントル・ジャイアントで造形を担当されていたガブリエル・ガルシア氏↓


背面にはちゃんと氏の刻印も有りますよ↓


本当であれば眉毛や下顎、後頭部なんかにも植毛したかったのですが口髭と違和感が出てしまうので止めました(^^;)
口髭のモールドを削ってからペイントに入れば良かったな~と思うも後の祭りです(><;)
その他にも首回りに溶けたスカーフも試作したのですがダルダルの皮膚が見えた方が絵になったのでそれも却下!
右耳のピアスもこのシーンでは無くなっていたみたいなのでオミットすることに・・・(><;)
と、思うところは多々ありますが今回はこれで完成と致しました~(^∀^;)/

工房に転がっていた廃材を使い簡易台座も制作~(^=^;)↓


さっそく置いてみましたよ↓



今回紹介したバストモデルは特徴を捉えている上に作り易くたいへん良いキットでした↓


最後にエミール役を務めたポール・マクレーン氏について余談になりますが、ポール氏は私が好きな俳優さんの一人でこの「ロボコップ」の他にも私の好きな映画に色々と出演してるんですよね~(^^)
1979年公開の映画「ロッキー2」では若い患者役で登場↓

ちなみにこの時、彼は18才↓

「ロボコップ」公開が8年後の’87年なので26才でこの貫録となりました(笑)↓

翌’88年には「ブロブ/宇宙からの不明物体」にビル・ブリッグス保安官代理役で登場↓

最近ですと海外ドラマ「24」にもシーズン5&6にジャックの弟グラハム・バウアー役で登場してましたね↓

色々と話が逸れてしまいましたが結局私にとってポール・マクレーン氏はやはりエミール役が一番印象に残ってます(*^^*)↓

この“メルティング・マン”バストはスケールも1/3ということでコレクションにはちょうど良いサイズですよ↓

お値段もお手頃ですし「ロボコップ」ファンのみならずポール・マクレーン氏のファンの方にも是非お薦めのコレクティブルだと思います(^з^)/