気が付けばもう11月に突入・・・( ̄∀ ̄;)
今年も残すところ2ヵ月を切りました(爆)
ということで今月のRosカレンダーはこちら~(^▽^)/

1964年に制作されたイタリア映画「A Fistful of Dollars(邦題:荒野の用心棒)」に登場するジョーのガレキになります♪
原型はマイク・ヒル氏ですがこちらはテンガロンハットを脱いだRosオリジナルのカスタムヘッドになってるんですよ(^Д^)
というか「フィフス・センス」というのも懐かしい響きです(笑)
さて、ではさっそく本題に参ります。
先ずはこちらをご覧ください(^∀^)/

これは“Angel Hand”の愛称で知られるお友達のnaoさんが制作されたドッグ・エイリアン(゜∀゜))))
基がツクダのドッグというから驚きっ!?(爆)↓

台座のセンスも去ることながらあまりの化け様に一瞬で虜となってしまいました(* ̄ω ̄*)↓

※上記3枚のお写真はロズウェルさんからお借り致しました。
しかし買うか買うまいか悩んでいる間にSOLD OUT・・・(++;)
ということで長いこと実家の倉庫に眠っていたツクダのドッグを引っ張り出して来ました(^0^;)

はい、そうです。こうなったら自分で制作する他に道はありません!(爆)
あっ、もちろんnaoさんには報告済みです(^з^)/
しかしかれこれ十数年放置だったこともあり、あちこちにクラックは入るわフードは変色するわの埃まみれ・・・orz(==;)
とりあえず脱脂洗浄し、尻尾に径2ミリの真鍮棒を芯として挿入↓

後ろ脚の関節以外、全ての関節を切り離し再形成しました↓

ちなみにこの時点で両前脚及び下半身から両脚の先端までレジンを充填してます。
その後、グレーサフでディテール確認→ホワイトサフでベース立ち上げ↓

ヘッドのみ塗装完了後に接着することにしました↓

クリアフードについては経年による変色が酷く透過処理を施してもこれが限界といった感じ(><;)↓

そしてこれをヘッドに固定↓

フード際を馴染ませて墨入れ↓

ここからいよいよ本塗装へと突入です(^д^)↓

そしていきなりですが完成したのがこちら~(^▽^)/
今は無きツクダホビーよりリリースされた「エイリアン3」エイリアン・クリーチャー 1/5スケール P.V.C.フィギュアに手を加えたカスタム品になります↓



上から↓

下から↓

貴重なバックショットも載せておきますよ~( ̄∀ ̄)ムフフ↓
ペイントは雰囲気だけですがプロップっぽい感じを再現↓


指と指の間にも切り込みを入れて好みの間隔に調整を実施↓

長い尻尾には先端まで芯を入れ、レジンを充填しましたが自重による形状変化を防止する為に中央部分でせき止めし軽量化しました↓

続いてヘッド↓

今回、ヘッドを分解した理由はペイントし易くする他にもう1つ理由がありました(^=^)
というのはドッグ・エイリアンの最大の特徴とも言える、あのツルっとした肩と縞模様をどうしても再現したかったんですよね!
ヘッドが付いたままでは正直言って今の私のスキルではもうどうにもなりません(><;)
それは肩の歪なディテールを消す為に先ずパテを盛ってから削り出したりと正に苦渋の決断だったのですがその甲斐あってかブラシも行届き、あの独特の縞模様もなんとなく再現することが出来ました↓


また変色して黄ばんだクリアフードだけはどうにもならなかったのでプロップをイメージし、やや強めにブラックでシャドー処理を施すことに決定↓

前頭部は特にブラックを強めに吹きました↓


そして上からのアングルはこんな感じ↓


ですがやはりこれは下からのアングルの方が絵になりますね↓


さてと、ここまで来たら作業も大詰めです!
最後に台座を作って完成ですよ(^з^)/
恰好良い台座にしたいけどあまりお金は掛けたくない(爆)
さてさて、どうしたものかと一晩考えました・・・(^^;)
明くる日、早朝からDIY開始!!!
工房に転がっていた材料のみでなんとか制作致しました↓

そして約3時間で完成した即席台座がこちら↓

表面に適当なテクスチャーを付けただけの至って簡単な物なんですが下の黒板が300×600なので結構大きかったりします(^=^;)↓

ということでさっそく乗せてみました↓

う~ん、やっぱり台座は有った方が良いですね↓

あまり大した作品でなくても数割増しに見えます(^∀^;))))↓

もちろん壁掛けも可能↓

今にも上から襲い掛かって来そうなドッグを見ていると気分はもう流刑惑星フィオリーナ161(通称:フューリー)で逃げ惑う囚人ですよ(笑)↓

暫くはショーケースに飾って眺めたいと思います(^ω^)↓

以上、ツクダホビー「エイリアン3」エイリアン・クリーチャー1/5カスタム・ドッグ“クローリング・スタチュー”の完成なり↓

シリーズでは初となる趾行性の後脚を持ったこのエイリアンは当時、本当に衝撃でした((((゜Д゜;))))))
それからと言うもの私はずっとドッグ・エイリアンの虜です(*^∇^*)