映画に登場する数多くのファイアー・アームズ(銃火器)の中でも毎回一際目を惹くのがガトリングガンなのではないでしょうか??( ̄∀ ̄))))
初めて登場したのは1987年の映画「プレデター」でブレインが手にしていたM134タイプだそうです↓

劇中では「撃たれたら痛みを感じずに死ねる」ということで通称“PAINLESS(無痛ガン)”の愛称で呼ばれてました↓


ここでM134についてお話しますと、これは元々戦闘ヘリに装備されている回転式マシンガンで7.62×51mmのNATO弾が毎分2000~4000発のスピードで発射されるバルカン砲らしいです((((゜Д゜;))))
ですので当然、戦場で人が持ち歩くというのは物理的に不可能に近い話であって実際には存在しないステージガンなんですよね(^=^;)
そんな大砲みたいな銃を手持ちにしたという意味からか「ターミネーター2」では“ミニガン”と呼ばれ、以降“M134ミニガン”という呼び名が一般的になったと聞いてます(^ω^)/


ちなみに「ターミネーター2」の冒頭でもフューチャー・ソルジャーが乗る車に搭載されてましたね↓

そんなガトリングガンですが最近では色々な映画で見掛ける様になりました(^=^))))
「アイアンマン2」↓

「バイオハザード2」↓

「バタリアン4」↓

「マチェーテ」↓

もちろん「プレデターズ」でもニコライが手にして登場↓


この様にガトリンガンが登場することによって映画は一気に盛り上がります!!!
ということでクマックの撮影にもM134が必要不可欠でした(爆)
初めは形だけでも自作しようと思い、アルミパイプを購入↓

しかし色々と調べている内に本場ハリウッドでファイアー・アームズを担当する某スタジオからレンタル用のプロップ(小道具)が買えるという情報をゲット( ̄∇ ̄))))
弾こそ出ませんがちゃんとバレルが回転するとのことで試しにどんなものか未使用の物を入手してみました↓


素材はABS樹脂(バレルのみスチール製)でバッテリーを入れても総重量は約5キロと軽く、駆動部にはインパクトのモーターを流用しています。
電力の供給部なんかはいかにも“プロップ”といった感じでした(笑)↓

そしてこのジョイントを↓

電源となるバッテリーにカチッとはめて手元のスイッチを押せばバレルが勢いよく回転します↓

また充電もこの様にセットし↓



アダプターをコンセントに入れるだけと非常に簡単です↓

このプロップ・タイプのミニガンは決して安い買い物ではなかったのですがおかげでこのシーンの撮影ではバレルを回転させることができました(^ω^))))


世の中には探せば色々あるもんですね♪
あっ、そうそう、それからこのシーンで腰に付けてる弾薬ケースも中田商店でブーツと一緒にゲットしてましたっけ(^∇^)v


以上、クマック撮影の裏側でした~( ̄∇ ̄)/