姫川薬石を求めて1泊2日の旅、2日目。

 

ホテルのお部屋が6階で、向かいは山だったので、心置きなくカーテンを開けて就寝した所、朝日が当たって山が白ずむ時点で目が覚め、爽快。

 

朝の清々しい空気の中、再び河原へ石拾いへ。

昨日とはうって変わって、水が澄んでる。長靴があれば、歩いて渡れそうな中州があったのですが、あいにくのサンダルに付き、諦めて川岸を行ける所まで遡ってみる事に。

そして思う。ガイガーカウンター要るよね...。お風呂用と飲料用の薬石が欲しかったのですが、相変わらずどれが薬石なんだか...。ニニギさんが石が語り掛けて来ると書いていたので、直感で選ぶの巻。

総量3㎏位の石を選び、お部屋までお持ち帰り。重し...凝視。スーツケースに突っ込んで、朝風呂へ。お風呂は朝6時から入浴可だったので、6時に行くつもりだったのですが、石拾いに熱中していたため、朝ご飯が始まる7時になっちゃいました。時間帯のためか、貸し切り再び。朝も1時間入りたかったのですが、昨日はその後バタンキューだったので、節制して15分で切り上げ。顔を作ったり髪の毛を乾かしたりしている時に、お一方お見えでしたが、一体何組宿泊していたのか...。もしや5組位?

 

朝ご飯は和食中心のバイキング。

海老のお頭が大量にぶち込まれた味噌汁が美味でした。

 

朝ご飯後は、さかさかパッキング。公共交通機関を利用しようと思うと、1時間に1本しかないので、乗ろうと思っていた電車に乗り遅れた場合、次はチェックアウト刻限の30分後までないのです。

 

そしてやって来たのは代行バス。

 

乗ってるのは外国の方と思しき方3名...。オフシーズンだからこんなものなのでしょうか。やって行けるのか。そして、暑くてタオルを出して汗を拭いていたら、お気に入りのタオルを失くすの図。

 

糸魚川駅でロッカーに荷物を入れ(重くなり過ぎて、一番下のロッカーまでしか持ち上げられません)、リュック一つでひすい海岸へ。

えちごトキめき鉄道なるインパクトのある名前なのに、糸魚川駅の表示は、日本海ひすいラインという、別の路線名。さっぱり分かりません...。駅の自販機で切符買えず(電車に乗り遅れると焦っていたので、この時にタオルを失くしたのかも...)、窓口のお姉さんに自販機で切符買えませんと泣き付くと、窓口で売ったげますと言ってくれたものの、『えちご押上ひすい海岸』の駅名出て来ず...。隣の駅で通じました。

 

そして切符を貰って、改札入るも、えちごトキめき鉄道の表示はないです...。分かりにくいわ...。まごまごしていると、見かねたのか窓口の不愛想なお姉さんが、何とかかんとかに乗るなら4番です、と言ってくれたのですが、何とかかんとかが分かりません。(今調べたら日本海ひすいラインだった...)このキラキラネーム、誰の趣味なんでしょうか?駅のお姉さん達はお客さんいなくて暇そうで不機嫌だし、電車は2両しかなくて、田舎のローカル列車だし、名前と実体が乖離しているような...。普通に押上線で良くない?

 

ようよう電車に乗り込むも、同じ車両の乗客はベールを被った日本国籍ではなさそうな方1名。今やローカル電車は、外人需要に支えられているんでしょうか...。そして、発車して告げられる、ドアは前の車両の1番前しか開きませんというアナウンス。乗る前に教えて欲しい...。(全部で5人位しか乗ってなかったけど...)えちご押上ひすい海岸駅で降りたのは、またしても一人。

 

 

駅が片側にしか無いです...。ふお~。突き抜けた鄙びっぷりに、再びテンションアップアップ。そして浮かれていたのが、良くなかったのでしょうか。観光案内所で貰った帰りの電車の時刻表とひすい海岸駅周辺の観光マップ(カラーコピー)が風で線路の上に飛んで行ってしまいました びっくり。次の電車が来るのは1時間後(のはず)だし、降りて拾おうかと思ったのですが、上り線の時刻は覚えてなかったので、こんな所で電車に撥ねられても...と、やむなく時刻表と地図は放置。

 

てくてく歩いて翡翠海岸へ。

 

朝拾ったみたいな大きな薬石は全く見当たらなかったですが、欲しいと思っていた直径5㎝以下の小さな薬石(多分)はゴロゴロしてました。テンション上がりまくりで拾いまくり。拾い過ぎかと思って、途中2度程選別したのですが、お家に帰って来てから、石を入れる袋を大1小3買って持って行ってたんだから、小さい袋3つに詰めて持って帰ってくれば良かった...と後悔しました(海岸には小袋1つしか持って行かず、それに入る分しか持って帰って来なかった...)。

 

1時間程で十分石を拾った気がしたので、後は海辺で岩盤浴。暑い...。テンションが振り切れていたので、周辺案内で紹介されていた、えちご押上ひすい海岸駅前にある『傳兵』の海鮮丼に心を惹かれつつ、海岸を糸魚川駅に向かっててくてく。これが間違った選択で、糸魚川駅までの距離を半分以上戻ってから、テトラポットから出れない事に気付くの巻。行きは楽しんで来た岩のアスレチックフィールドを、帰りは必至こいて戻るの図。めちゃくちゃしんどかったです。

 

えちご押上ひすい海岸駅に何時に電車が来るんだったか思い出せず、住宅街を強歩で糸魚川駅まで歩いて戻りましたん。そして最後のお土産しばきスポットとして目星を付けていた『ひすい王国館』にて、大小様々な薬石が売られているのを見て、崩れ落ちそうになりました。昨日2階の観光案内所に行ってる場合じゃなかった。ここへ立ち寄るべきでした 絶望。そしてひすい海岸で拾ったのに類似した小薬石詰め合わせが、2000円前後で袋詰めになって山積みされてました...。ぷぎ~恐竜くん

 

この最後の発見に、ノックアウトされ、新幹線に乗り込んだせいでしょうか。後でサンダーバードで食べようと思って持って来たおやつ迄、全部食べ切ってしまい、サンダーバードには車内販売はありませんというアナウンスを聞きながら、敦賀に到着。

行きに、売店が1つしかないのをチェックしていたので、トイレに行ってから、長いレジの列に並び、鱒寿司をゲットして、サンダーバードへ。列車が発車する前から、鱒寿司をもぐもぐしていたのですが、発車して5分位してから、あれ日傘どこに?宇宙人くんと気付くも後の祭り。お気に入りの日傘を、敦賀駅のトイレに置き忘れて来る痛恨のやらかし。(手すりに掛けたのが間違い)食に脳を支配され過ぎ...ショボーン

 

後から思う、これが最善だった...は、傳兵の海鮮丼をしばいてお腹が満腹状態で、えちごトキめき鉄道に乗って糸魚川駅に戻り、新幹線の中はお腹いっぱいでおやつ食べれず、敦賀駅の売店スルーで、帰りのサンダーバードで持って来たおやつを完食、でしょう。これなら日傘忘れる事なかった。泣くうさぎ(予算を3倍位オーバーしていたので、3回位見に行って、断腸の思いで買った超お気に入りだったのに...えぐえぐ)。

 

 

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思い立ったら即行動。後悔は後でするを、またやらかしてしまったのですが、たらればとしては、まずガイガーカウンターは買って持って行った方が良い。長靴と選別前の石を入れるバケツはあった方が良い。後は、行きにひすい王国館で、薬石はこんな奴と写メって行った方が良い、辺りが反省点でしょうか。

 

そして、思いもかけず良かった点は、ホテルの温泉です。内湯・露天共に快適でした。泊まりがけで入る温泉、やっぱり良いです。次はニニギさんおすすめ三重の湯の山温泉に行ってみたいわん わんわん

 

 

 

 

 

※画像はあちこちからの借り物