新潟県は糸魚川まで、姫川薬石を拾いに行って来たので、その忘備録。

 

事のきっかけは、こちらのご本。

 

癌細胞が出来るには、人工放射線を浴びた物を口にしたか、被爆したかのどっちかという説。癌の原因を解説している本としては、今まで読んだ中で最もシンプル、かつ腑に落ちまくり。

 

2月から暴走の止まらないしこり。暴走の原因が分からないと思っていたのですが、2月にオーブンレンジ新調したひらめき電球。久司先生も、乳癌には、電子レンジも電気オーブンも電動ミキサーもダメってご本に書いてた !! と、遅れ馳せながら気付くの巻。レンジ買い替えるんじゃなかった...えーん。そして、昨年2月の、しこり誕生のきっかけも、レンチンしたホットミルクだった疑惑...。

 

自然放射線で、人工放射線の上書き可能という事で、このご本を書いたニニギさんは、天然のラジウム鉱石である姫川薬石が、糸魚川の海岸にゴロゴロ転がってるので、自分で相性の良い石を拾って来る事をお勧めされておられ、行こうひらめき電球と即断即決。

 

姫川沿いに建つホテル国富アネックスに予約を入れ、e5489で往復の乗車券を取り、行って来ました。

 

行きは、大阪~敦賀間の特急料金代をケチって、新快速で行ったんですけど、大阪駅のホームで並んでいる間に、敦賀に行く人は前4両に乗っとけ、というアナウンスが...。6両目に並んでたんですけど、そのアナウンスが流れた時点で、既に後ろにずら~っと行列が出来ていたので、えっ今から並び直すの ガーン と決断出来ず、そのまま6両目に乗車。乗ってから、どこで切り離しするんだろう?と調べた所、京都?

京都駅の停車時間を調べましたら、何と1分しかないではありませんか。ふんぎゃ~と思いながら、京都駅でコロコロを手持ちして、一旦電車を降りて、ホームの人混みを掻き分け突進し、6両目から4両目に移動。そして、京都駅を発車後、後続の車両を振り返りますと、明らかに5両目以降も付いて来ているではないですか...びっくり。どこで切り離すの?と思っていたら、近江今津ですと...。もっと早く教えて欲しかった...。近江今津で、結局13分停車し、のんびり切り離し。乗り換え時間はたっぷり設けられておりました。北陸本線、初乗りのハードル高し。

 

そして敦賀駅から、初の北陸新幹線の旅スタート。駅名が軒並み観光地で、テンション上がりまくり。曜日の関係か、乗り降り少なめ、糸魚川駅で降りたのは、何と3名。箱は巨大だが、中身スカスカのアメリカの地方空港を彷彿とさせる北陸新幹線。そりゃ特急料金も高くなろうと言うものです。

 

糸魚川駅の乗り換え時間は、20分弱しかなく、その間に観光案内所に行って、石を拾える海岸の地図と、拾える石の画像が載ったパンフレットを貰い、次の日にコロコロを預けるロッカーの位置と値段を確認し、時間切れ。

 

1時間に1本しかない、乗り遅れたらタクシー一択の大糸線に乗り、姫川へ。

駅が単線です...。姫新線以外で初めて見た。終点まで行って帰って来るので、1時間に1本て事ですね。途中ですれ違いとかも無い模様...。そして姫川駅で下車する人は他におらず。鄙びた場所大好きなので、テンション上がりまくり。

 

駅から、コロコロを引っ張って歩く事5分。ホテルに到着。

ホテルの前にある駐車場の敷地内で、わっさ~と間欠泉が噴き上がってました。これと似たのどっかで見た事ある...(ナパのカリストガでした)テンション上がる~アップ

 

ホテルのお部屋にチェックイン後、売店でおやつのクッキーを調達し、いざホテル前を流れる姫川へ。

大阪は天気予報晴晴れだった(と思う)んですけど、川辺に降りる道を探してウロウロしている間に雨がポツポツ降り始め、石を拾い集める頃には、ザーザー降りに。河原で食べようと、持参したお弁当とか、お財布とか、パンパンに詰め込んだリュックを持って行ってたんですけど、濡れるのを防がんと、レジャーシートでぐるぐる巻きにして岩陰に置き、日傘片手に石集め。

 

後から思えば、潔く石を入れるズック鞄だけを持って、ホテルで雨傘を借りて行くのが正解でした。そして足首で止めるバンドの付いたサンダルを履いて行ったのですが、長靴必須でした。サンダルの皮がボロボロに...ショボーン。長靴に加えて、拾い集めた石を入れるバケツ、石をひっかき出す玩具の熊手があると尚良し。

 

1時間ザーザー降りの中、石探しに邁進したものの、どれが薬石やねん...泣くうさぎ。要ガイガーカウンター。背中がぐしょ濡れになったので、冷え大敵に付き、ホテルに退散。お部屋の玄関に濡れそぼった何やかやを脱ぎ散らかし、浴衣に着替えて、速攻で大浴場へ。

夕食無しのプランを予約したので、予定では、皆さんが夕食を食べている頃の19時台に入るつもりだったのですが、浴場に着いたら17時でした。そして貸し切り。

 

40年位前に一世を風靡した感じの、カランがいっぱいあるだだっ広い内湯。水風呂も有り。

地下1500mから汲み上げてるらしい源泉。この温泉の噴き出し口に(恐らく)姫川薬石と思われるデカい石が置かれており、両手を付けるとしこりのある右手側だけビリビリしました。これがニニギさんの言うビリビリ雷と思いながら、露天(温い)と内風呂(熱い)を行ったり来たり1時間。大浴場貸し切りめっちゃ良かったです。また行きたい...。

 


お部屋は和室。お布団は自分で敷く仕様だったので、チェックイン後は仲居さんが来る事もなく、ビジネスホテルさながら。お部屋の備品は全て4人分用意されていたので、4人部屋だったのでしょうか?朝食付きで8,000円と、ビジネスホテル並のお値段で、10畳位(もっとかも)あり、広々していたので、大変居心地良かったです。お風呂で疲れ果てたので、19時過ぎにバタンキュー。

 

その②に続く...

 

 

 

 

※画像はあちこちからの借り物