遅ればせながら、全日本の感想。(もやは四大陸も終わったと言うのに...)

 

 

Xmasは例年の如く午餐の準備やら本番やらでバタバタ。

全日本は録画して後の楽しみに取っておいたんですけど、今年は年末挟んで、パーソナルの予約が入っていたので、ようやくゆっくり座って見る時間を取れたのは、年明け。

 

結果を知らずに試合を見たかったので、この間、全日本関連のニュースをシャットアウトするのが大変でした...ハリネズミ

 

女子は、脱バンクーバー遠し...凝視 と全編早送り。ロシアンズが証明してくれたのは、ドーピングしないと、バンクーバー以上のジャンプ構成は無理という事でしょうか。だったらスパイラスシークエンススター 好きだったので、難度を上げて要素として復活して欲しい......というぼやきは置いといて。

 

男子の試合、素晴らしかったですね。こんなにレベルの高い全日本、何時ぶりでしょうか?ここ10年くらいGPFで力尽きた出場組が、ミスしまくりながら表彰台1-2ぶっちぎりが常態化しておりましたが、世界選手権よりも、むしろ全日本の方がレベル高くない?という、女子のロシア選手権を彷彿とさせる、上位5選手が全員、世界選手権レベルという素晴らしさ。

 

 

優真君の完全復活も驚きでしたけど、何と言っても、駿君と佳生君の表彰台乗ってやるという気迫が凄かったです。門真行けば良かった...(見てから後悔)。

 

そして、昌磨君のSPのマジカルモーメントぶり...キラキラ

 

昌磨君の試合は、シニアからしか見た事ないのですが(唯一の例外はジュニアながら2位になってた2014年の全日本)、見る度思うのが、試合を制する気迫が凄いというか、オンオフの切り替えが凄いというか、怪我とか痛みとか靴の不具合とか、演技以外の一切合切をリンクの外に置いて、一瞬一瞬のどこを切り取っても様になる集中力を感じました。

 

今季のSPは歌詞がどうもな...と思っていたのですが、昌磨君は多分音として捉えてるんでしょうか?ニュアンスから何から秀逸でしたね。こんなに上手かったっけ?(安定の上から目線 龍)と過去2シーズンの試合を見返してしまった...。

今季の目標は、自分が感動する演技を目指しておられるそうですが、全日本のSPは、本当に何回見ても見飽きない神演技でしたね。GPF、何でマリニン君に負けたんだっけ?とマリニン君の演技も見直しちゃった(ショートの4Aに加えて、フリーもジャンプシークエンス1つを除き、4回転しか跳ばなかったんでした...しかし昌磨君の全日本見てから、改めて見直すと音楽がただのBGM。ようこれで金メダル取れましたな)。

昌磨君、ジャンプだけではない、フィギュアの面白さ、凄さを体現してまする。今年の世界選手権、男子は5枠でも良いんじゃ...。佳生君が選ばれて草太君が落ちたのへ、えっむしろ去年そうした方が...と思いましたが、駿君が勿体なさ過ぎる。昌磨君は別枠で出場にして、残り3枠に優真君、佳生君、駿君が出る位じゃないと、世界選手権のレベルが残念な事になりはしませんかね。

 

昌磨君、引退も視野に入ってると思いますが、後輩sの重石として、次のオリンピックまで競技続けて欲しい。

 

 

 

※画像はあちこちからの借り物