新学期が始まり、児童館にも
新一年生がいっぱい。
二年生が圧倒されちゃってる。
みんな背も大きいね。
みんな 小学校に入ったばかりで、わからないことがいっぱいでしょう。
(みうちゃん ゆうくんも お姉ちゃんお兄ちゃんなんだから、優しくしてあげてね)
ここ二日ぐらい 朝の登校の送りでも
新一年生と一緒だった。
「おはよう!何組なの?」 「へぇ 2組みなんだぁ」
なんて話をしながら・・・。
夕方 児童館へお迎えに行くと
ちょうど 朝の子がいました。
でも ホールの端っこでしゃがんで 目には涙が・・・。
あぁ、どうかしたのかな?けんか?それとも何かわからないことでもあるの?
パパが話しかける。
「どうしたの? 朝も会ったね!」
「誰のパパ?」(覚えてないらしい 無理も無い。まだ一年生だもん)
近くにいた みうを連れてきて
「みうちゃんのパパだよ!(よろしくね)」
「あっち行ってよぉ!」
(おやおや それはちょっとヒドイねぇ
親切に声かけてあげてるのに・・・。)
(まぁ 無理も無い。まだ一年生だもん)
「そんな事言わずに、どうしたんだい?泣いてるけど・・・。」
「あっち行ってよぉ!!」 「あっち行ってよぉ!!
」
「関係ないから」
「まぁまぁ 落ち着いて・・・」
そんなこと繰り返してたら
もう一人の一年生がやって来て、
パパの前に正座して こう言ってきました。
「申し訳ないんですが、
本当に関係無いんで あっち行ってもらえますか?」
「あっ そう・・・。そんな丁寧に言われちゃぁ仕方がない」
あとで その二人の会話を聞いていたら
「ぼくは ○○ちゃんにそんなこと言われたら悲しいなぁ」
と 真剣に話していました。
ちょー大人