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☆☆☆

真っ青な空の下、

駅向こうに出掛けたら~、

フ~ッと、桜の花びらが飛んで来ました、
見回すと、少し先の小さな公園の桜が満開~♪

周辺の桜は、既にちりそめて居るのに…

商店街に囲まれた僅かの空間です、

桜に導かれて見上げたら、
淡いピンク色の塊が風に揺れて居ますニャッ♪
此処には時々、猫の姿も見かけますニャ、

視線を感じて見たら~、

草むらに和服の老人が座って居ました、
「お着物姿が素敵ですねー」~♪
古風な和服に袴姿で黒い足袋を履いた八十歳位の男性です、

「この樹は戦前から在るんやで~」

えっ!戦禍を免れたんだあ~ビックリ

「この辺も、随分ヤラレたんやで」

改めて、
桜の樹に触る、
ゴツゴツ、こぶこぶのゴジラみたいな大木です。
根っこは盛り上がり、ウネリ、
桜並木で見る様なスマートな桜とは違います。

愛しくも逞しくもあり、
老人と話しながら~

戦禍の中や戦後の荒くれた周囲を想像しながら、

よくぞ、残って下さった。
残す為に奔走して下さった方々が居たはず、

便利な商店街や民家があっと言う間に、林立した中に、

小さな空間と桜の樹が残った!


「この辺り一面は田畑が拡がり、小さな溜め池も在ったんやでー」

淀川も何本も在って、ぬかるんで、
山も無いから、ずーっと遥か先の先まで田んぼやあ~

この桜は、二代目かもなあ~♪

って、遠い目をなさいます

昼下がりの桜の下で…
次元を越えた~♪

更に、老人が…
「いつも小さい母子が来て遊ぶんやで~♪」

今日は来んなあ~

おひさまみたいな顔です
(*´-`)



(=^ェ^=)