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先代猫のネコダニャンコ姉御の話~
我が家に来たのは30年以上前の話です、
やはり…雨の日に出逢いました、
ウチの子は、みーんな大雨の中を拾われましたニャン、
生後3ヶ月位の女の子、
まあ~お転婆なパワフルで、飛びっきりの美猫ちゃん♪
レースのカーテンに絡み付いて、しょっちゅうぶら下がって叫びます!
スリッパは獲物!
カミカミのぼろぼろ~! ウッカリ歯磨きしていたら、
黒い悪魔がブッ飛んで来る(キジトラ柄)、
オモロイ♪を狙って虎視眈々!
我が家は出入り自由な飼い方、
裏は原っぱ(今は広い駐車場)
家の前には、畑がひろがり、
周りは、松やイチヂクや柿の木、銀杏の木、
笹原の土手には、昆虫や小動物も豊富、
一応、町ですが、開発が進んで居なかったです、
元々やんちゃな子は、怖いもの知らずの野性的な頼もしいメス猫に成長~♪
あの頃は、トイレはお外、
お隣のオジサンが丁寧に畑を耕して菜っ葉の種を蒔く、
…柔らかい土をホジホジ…
「あっ!あの野郎」オジサン、
…猫は気持ち良さげにブツを蒔く…
オジサンが臭い堆肥を撒いても…
やはりホジホジ~ (オチリの手入れはしない)
裏のおばあさんが魚を干して居たら、
…チョイ、失敬…
お隣の奥さんが叫んでる、
「あ~、又やあー!」
慌てて見に行くと、
チワワのチロ君のご飯をムシャムシャ~♪
ミンチ肉を炒めたご馳走だワン、
悠々と玄関から出て行きます、
私へのプレゼントはひっきりなし、
ネズミ、マムシ、雀、ハト、セミ…\(>_<)/
音も無く塀に飛び乗り、
大樹もスラスラ登り、
大屋根の上で睨みを効かし、
自由奔放、忍者みたいな優秀な猫でしたニャン
本名ネコダニャンコ姫ですが、
別名…
ドロタ、ババタロウ、臭っさ之助
と、呼ばれて居ましたニャン(笑)
あれから… 世は移り変わりました
野原も畑もご近所さんも消え、
樹木も小動物も消え、
すっかり、過疎の地域と成りました、
ネコダニャンコの後釜のクマサンも旅立ち、
昨日…
数少ない住民も逝きました、
浦島太郎になるのも…
(=^ェ^=)

