26日は快晴で観望会はおもしろかったです。
土星や夏の星の観察で楽しめました。
もちろんはくちょう座の二重星「アルビレオ」ははずせません。
「北の空の宝石」と呼ばれている美しい星です。
お客様が「宮沢賢治ですね」と言われました。
その時、私に事件が起こりました。
「そうですね。銀河鉄道の夜に書かれています。アルビレオが美しいことを宮沢賢治も知っていました」
と・こ・ろ・が
これから先が思い出せないのです。では理由をありのまま書きましょう。
半年前に読み返しています。なぜ思い出せないのでしょうか。
そして26日の夜に気が付きました。
前回読んだのはDS版名作集でした。DSで読んだのです。データとして認識しました。
それも頭の中で上書き保存されていたようです。
「本」として読んでいなかったのです。データに目を通しただけだったことに気が付きました。
本は「カバー」「色」「字の大きさ」「厚み」「サイズ」「紙質」「挿絵」などの付加価値があります。
それらが記憶に残ります。データにはそれらが無かったのです。
Fは付加価値が無いと記憶があいまいになるようです。
改めて紙媒体の「本」の素晴らしさに気が付いたのでした。
これも昨晩の19時30分のお客様の一言でした。
ありがとうございました。
初心者の教科書のような「星の王子様の天文ノート」は内容までしっかりと記憶できます。
(久万高原天体観測館の紹介が無かったのが残念。縣先生、単なる冗談です。記憶してるでしょ。本の良いところです)