2008年12月7日 The Economist NOV.29TH-DEC5TH 2008

新聞報道で知ったときに驚いたインドのテロ事件。すでに現在では沈静化されていますが、Economist誌でもトップ記事でした。

2008年11月26日から27日にかけて、Mumbai市の高級ホテルをはじめとして、レストランや鉄道駅で多数の人質を取ったテロ事件です。人質は100人以上、米国人や英国人、それに日本人が含まれている、というよりむしろ標的であると明記されています。

しかし、犯行者の目的は不明確なままでした。

声明として、インド政府にとらえられているイスラム信者の解放が言われていたものの、本当にそれが目的だったのか不明です。

ほぼ同じ時期に、タイでは何度目かのクーデターか？という騒ぎも発生しています。

3年ほど前にタクシン政権打倒のためにクーデターが発生して、例によって国王の仲裁で落ち着きました。今回は軍部が動いていないようで、まだクーデターには至ってませんが、空港封鎖もされそうです。