株日記-16

 
こんばんは。すだれです。
 
投資では何に投資をするかより、どの資産クラスにどれくらい分配するかを決めるアセットアロケーションが重要と言われたりします。自分の場合は下記を目標に投資をするようにしています。
 
 
会社の株や塩漬け株があるので理想と現実では乖離がありますがなるべくプラン通りになるよう少しづつ調整するようにしています。またアセットアロケーションを決めるにあたって自分が何を信じて投資をしているかを明確にすると長続きすると思ってます。長期投資であればなるべく売買をせずいじらないことが重要です。
 
参考までに自分の投資戦略は下記になります。
 
1. 世界のGDP成長
 
政府のデータによると世界の人口はどんどん増えており、それに伴って消費は拡大しGDPは年々増加しています。世界人口は2022年で80億人、2050年で97億人を見込んでいるそうです。
 
どの企業が成長するかを当てるのは難しいですがマクロ視点で見れば世界経済が成長するのは間違いないので全世界をカバーする全世界株式や、世界経済を牽引する米国企業をカバーするS&P500は間違いないと思ってます。新興国は投資適格じゃないという声も聞えますが、先進国では人口増加率は横ばいなのに対して、新興国では爆発的に増えてます。人口増加が経済に与える影響は大きいのである程度はカバーしておくべきと思ってます。
 
投資先: 投資信託で全世界株式、S&P500 50%
 
2. 金利と株価
 
中央銀行は政策金利を操作して雇用の安定やインフレの調整を行っています。また金利と株価には相関があり理論株価は下記計算式で求められます。
 
理論株価 = 利益 / (金利-成長率)
 
分母の金利が上がると理論株価が下がるのがわかります。金利が上がると企業は資金調達が難しくなり、投資が抑えられ景気が悪くなります。金利が高い時にはリスクは取らずに利回りが上がった債券で利子をもらい、金利が下がった時は株の割合を増やしたいです。金利が上がると債券価格は下がり、期間が長いものほど下落するので注意が必要です。
 
投資先: 高金利時には長期債ETF、低金利時には短期債ETFもしくは株ETF 25%
 
3. 国策に売りなし
 
各国では国策として特定分野に補助金を出しています。国策に売りなし、国策は買い、国策に逆らうな等の格言があるように国策には大きなチャンスがあります。2023年だと半導体に注目しています。
 
各国の半導体補助金
アメリカ: 7兆7000億円以上
中国: 10兆円以上
ヨーロッパ: 6兆3000億円
日本: 8000億円近く
 
上記のように膨大な補助金が半導体セクターに長期にわたって流入するので株価にもプラスだと思ってます。短期的には金利の影響で下げる場面もあると思いますが自分は2025-27年あたりをターゲットに投資をしています。日本には有望な半導体装置関連銘柄、素材関連銘柄が多数あるので日本の補助金が少なくても大きなチャンスがあると思ってます。半導体では工程が細分化されており、ある工程では特定企業が独占もしくは大きなシェアを持っているケースが多いです。
 
投資先: 国内、米国の半導体ETFまたは個別株 15%
 
4. 生活資金は別枠
 
株には暴落はつきもので、リスク資産は半分になることを想定しておくべきです。暴落時に売却すると資産を大きく減らす要因になるので1年分以上の生活費は現金で別口座に残しておくようにしています。
 
投資先: 別口座に現金 10%
 
根拠は何でも良いので誰かに説明でき納得してもらえるような状態で投資をするようにしたいですね。