家に「午前中に帰ってくるね」と言って出かけたもので、あちこちに足を伸ばしてというわけにはいかなかったものの、古民家ミュージアムに行った後、北鎌倉駅前の和菓子屋さんが開店したばかりの時間で、吸い寄せられるように引き戸を開けました。


…確かこちらの和菓子はいただいてとても美味しかった。文豪さんか俳優さんがお持たせにつかわれて、お店の方が駅のホームに手を伸ばしてお渡しされた、とどこかで読んだことがある…


立ち上がる




照れ こんにちは、もう開いていますか?


ひらめき どうぞ、お好きなお席に


と、いうことで、陽の光に導かれて奥の窓際の席に行きますと、

これまでのまとわりつくような空気とは違う、

サァーッと涼やかな風が吹いてきました。


お店の奥は、一間の広さで腰から天井の高さの開放窓で、自然が手に取るところにありました。


…ああ〜よだれ


ずっとエアコンに慣れきった身体に、

実はね、秋が始まっているんだよ、と風が教えてくれた時間でした。


そこでいただいた甘すぎない本日の御菓子、ずんだ羹と、まったりとしたお抹茶。


風に揺れる木々や池の水の動き、時折電車の通り過ぎる様子などを眺めながら、しばしの時間をまったりと過ごしました。








御菓子司 こまきさんでした。

窓の全体像は写しません。

百聞は一見にしかず。

実際にみられて、感じられることで、おねがい✨️と、なられることかと思います。