ブロ友さんのgrecoさんと浅葱庵さんと歌亜耶さんとで藤沢宿を(着物で)歩くツアーをやりました。その続きのお話です。


ガイドさんと別れてバスに乗り藤沢駅に行って、


そこからランチの場所はわかると思う、とおっしゃってくださったので皆の中で最も藤沢に詳しいgrecoさんに道案内をお願いしました。



照れ 私、15年以上前に藤沢から歩いていける場所で数ヶ月バイトしてたけど、駅の周りのことをすっかり忘れてしまっていて💦でもgrecoさんのおかげですぐにお店に到着しましたよ〜。



一応ね、藤沢駅周辺の美味しいお店を職場の人なんかに聞いてたのです。で、参加される皆さんにも予約した方が良いと思います〜はてなマークと聞いて(結果、予約しておいて正解でした)、ランチを予約出来たので行ったお店は…


神奈川県の酒蔵、熊澤酒造がやっているMOKICHIクラフトビア。藤沢駅南口から歩いて数分のところです。1時に予約をお願いして、少し前にお店に到着すると、こちらも、もうパスタセットだけなんです…とのことでしたが、




クラフトビール一杯と地元湘南野菜のたっぷりサラダとパン。


それに

若鶏ととりたて筍のオイルパスタ、

または、

自家製ベーコンのグリルとフレッシュ野菜のトマトソースのパスタのいずれかを選びます。



私は、自家製ベーコンの方を選び、自家製ベーコンとおそらく手づくりモッチモチパスタと手づくりトマトソースと湘南野菜を堪能しましたよだれ お皿に付いてるのはマスタード。合いますね〜、これが。パスタにもクラフトビールにも。




それにデザートつきで2150円でした。
パインケーキとパンナコッタだったかな〜?
どれも美味しくて、満足だったのですよニコニコ

食事をしながら、主にgrecoさんが司会で?、どうして着物を着ようと思ったのか?とか、リサイクルなんか行っちゃったら恐ろしく増えますよね?とか、いろいろ着物談義が進んでいき、気がついたらお店を閉める14時半になり、お会計を。


立ち上がる で、次に余力があれば隣の辻堂駅にある藤沢市浮世絵館にでも行って、藤沢宿の浮世絵でもみて帰ろーか(無料だし)、とテキトーな提案をしていたのですが、


まとめて支払いをお願いした浅葱庵さんが、


お店から出てくるやいなや、


少女のように目をキラキラ✨とさせながら、「今から行くところがあるので、こちらで失礼しようと…」と突然のことをおっしゃったわけですよ。



雰囲気は恐れながら、この感じで伝わるかと(ご本人もっと可愛い方なのに似てなくてスミマセン)。


その他一同、突然の展開をのみ込めず、話を聞いてみると、


どうも伺ってみたいお茶室がタクシーで20分くらい行ったところにあって、偶然にも今日開いていて、それも15時までだというお話でびっくり


地図を見て、grecoさんが鵠沼の方だと。

「もっと早く言ってくれれば良いのに。せっかくだから一緒に行きましょうよ」と皆同意。


それでは、ただ今、14時40分に近い30分台。

一同タクシー乗り場へ急げ〜びっくりマーク



チラシの落書きでスミマセン(でも本当に漫画みたいな展開だと思いまして)。
ホントの歌亜耶さんはモデルさんみたいな方で、grecoさんはもっと素敵な颯爽とされている方だと各自ご変換ください。

車ダッシュ

タクシーの運転手さんが裏道を抜けてくださって、なんとかギリギリ15時少し前にお茶室に伺えました昇天


月山堂滴水庵というところです。


歌亜耶さんが、ここ好きな雰囲気♥とおっしゃっていました。一同、門を入り。


主の方が迎えてくださいました。

浅葱庵さんが、もうおしまいの時間かと思いますので、お茶室だけでも拝見できれば、と問われたところ、主の方はお茶を飲んでいってくださいとおっしゃってくださり、一同お茶室へ伺わせていただきました。




「瑞日祥雲雪月光風」伊藤博文書。


鈍翁所有だったお茶室だそうです。

キョロキョロ それは一体どなた様で?(←無知な私)

三井物産を興した益田孝氏の茶人としての御名前なのだそうで、利休以来の茶人と言われたそうです。



畳敷きの広い廊下の使い方が贅沢な造り。



今日はザイフでお茶室が開放されたそうです。

ドンノウ?ザイフ?

初めて聴く言葉ばかり…キョロキョロ



まずはお菓子をいただいて。



平塚、鷺月堂のみずごろも。甘納豆?に錦玉羹のお菓子でした。


お点前を拝見しながらお茶をいただきました。お裏さんだそうです。

それぞれに似合うお茶碗を亭主の方が選んでくださいました。
お詰めは宇治・小山園。雲鶴?。濃茶にも出来るらしい、甘めのお味だったような。



途中、雨がザアーッと降ってきて、屋根に雨音があたります。
しかしながら、とうとう降ってきたのではなく、このお茶室に伺うために降ってきたような、風情ある雨でした。
風が建物を涼やかに通り抜けていきます。

照れ

話を伺っているうちに、ザイフとは、今入っていただけて、どなたでもお茶を飲んでいけますよ、今釜がかかっています、という意味だとわかりました。

炭をいこして来るか来ないかわからないお客さんを待ってくださるのですね。



こちらに在釜(ざいふ)がかかっていました。




亭主の方がたくさんお話をしてくださり、寛いだ大変贅沢な時間を味わせていただきました。





このような貴重な時間を提案いただき、ご亭主と浅葱庵さんに感謝いたします。


雨が小止みになりましたので、道をgrecoさんに教えていただきながら、バスで藤沢まで戻り解散となりました。


この日ご一緒いただいた皆さまありがとうございました。比較的お近くのgrecoさん、歌亜耶さんも、浜松から車でいらしてくださった浅葱庵さんも無事にお帰りになれたので安心いたしました(学校の遠足の気分ニコニコ


では最後に。



上は翌日浅葱庵さんの法多山イロトリドリのお干菓子。(「善にまさる悪はなし」のお言葉入り)を煎茶(長崎そのぎ茶)でいただきました。お皿と湯呑の作は🐻でございます(←備前若宮窯にて体験)


下はgrecoさん作バッグと歌亜耶さんからのサブレ。


嬉しいです✨ありがとうございました。

でもどうぞ次は手ぶらでいらしてくださいね照れ(←自分もですね)


長々とお読みいただき、ありがとうございました。