今回は小学生低学年や、もしかしたら幼稚園児から楽しめる、材料費がほぼいらない、そして、お家の方の少しのお手伝いでお子さんご自身で作れる織り機をご紹介いたします。


まずは適当な大きさのダンボール、または厚紙を用意します。上下適当な幅でハサミで切れ込みをいれます。今回は5ミリごとに切れ込みを入れました。

 

切れ込みにぐるぐる糸を巻いていきます。糸端はセロテープなどで留めておきましょう。

糸にひとつおきで色をつけておくとわかりやすいです。今回は裏面も使うので、裏面の糸にも同じ色をつけておきます。

緯糸は適当な長さをアイスの棒にセロテープで固定して作りました。緯糸のもう片方の端は経糸の端に結んでおくと良いですね。


適当な大きさの厚紙(↓ちなみにこれ、個包装のチーズの台紙)で、まずは白い糸を拾います
 

厚紙を立てて、アイスの棒(緯糸)を通します。

厚紙を寝かせて、トントン緯糸を寄せます。裏も同じように白い糸を拾って緯糸を通してトントンしましょう。

今度は赤い印の糸を拾い、同じように緯糸を通していきます。裏面も通しましょう。

同じように白い糸→赤い印の糸→白い→赤い…と順に行います。緯糸は足りなくなれば通した最後のところから新しい糸を結んで足しましょう。


良いと思ったところまで織ったら、上部の経糸を切って、隣り同士(白と赤い印の糸)の経糸を結びます。下部の経糸は袋の底になるので残しておきましょう。

経糸が全て結べたらダンボールから織ったものを外します。
こちらは以前作ったもの。三つ編みにした紐をつけました。

袋状になっていて、スイカ(パスモ)や切符を入れることが出来る大きさです。
 


ニコニコ 今回は表面も裏面も使って袋状に織りましたが、普通の布にしたい場合は片面だけ使って織ります。その場合は裏面には回らずに(裏面の印はつけなくてよい)表面だけ使って、経糸を白、赤…で拾って、緯糸は(

裏面に回らずに)左右往復させていきます。織り終わりは裏面で経糸を切り、経糸を隣同士結んでおけば、(袋状でなく)普通の平面な布が織れます。


随分前に平面に織る方法を教えていただき、これコースターくらいしか使えなくない?ついでに裏の糸が勿体無い、と袋状にすることを考えました。


にっこり 

ちょっと早いですが、夏休みの宿題にもなりますよ。