暖かくなりましたニコニコ

着物にも使える洋服用のコートをメンテナンスに出しました。
袖巾が広いので(平面の状態で20センチ以上)、通勤はもとより、2月に京都に行きました時にも活躍いたしました。



雨に降られた時のシワが💦


 最近、お譲りした着物や帯がいくつか手元に戻ってまいりました。
サイズが合わない、イマドキのデザインではないから、ということでした。←昭和のとかね汗うさぎ
気に入ったものやレアものは仕立て直して着ていただけているみたいだけど。


キョロキョロそういえば、

「着物を始めたいから、着物があれば欲しい」と頼まれたことがあるのですが、「着物や帯はもとより、下着から長襦袢から小物や草履まで、お持ちでないものに気を配ってさしあげないと、結局はその人続かないわよ」と第三者に言われて、始めたいお友達の希望を聞いて、こちらがほとんどのものを用意したこともありました(もちろん半衿もこちらがつけた)。

ショボーンなんか、気配りするのってちょっとしんどいですね。着物を着てもらえるならと一度は頑張ったけど、次はやりたくないかも、と思いました。



毎日1話無料漫画で、東村アキコさんの漫画「銀太郎さん、お頼み申す」を読んでいますが、着物を始めた主人公が着物に興味津々なものの、着物まわりを揃えるのが大変な様子が描かれているところを今読んでいるところです。


キョロキョロ気配りといえば、また、

「着物をお譲りする際には、その人のサイズに仕立て直してからお渡しするのがマナーだって友だちに言われたよ」
と、お譲りする時に言った人もいました。

無い頭で考えを巡らせてみると、つまり、自分の不要なものを他人に高いお金を払わせて押し付けてはいかん、と注意されたのかもしれません。

自腹を切ってまでその方にプレゼントしたいという思いがあれば、その方のサイズにお直ししてお譲りすればよいのでしょうが、そこまでしたいと思わないのなら、無理して身近な人に声をかけなくても、リサイクル業者やフリマ等に出したほうが、不特定多数の方の目にとまってサイズや好みの合うどなたかが引き取ってくれるのかもしれないなあ、と思ったのでしたショボーン

にっこり それでも母や祖母の着物は知っている人が使ってくれた方が嬉しいですね。また、昭和の帯はバッグ等にリメイクしてしまって、使うのも有りかもしれませんね。



凝視
前回のブログで、和裁士さんも高齢化してきたと書きました。和裁士さんがいなくなってきたら、自分でやるか、裄直しだけでも海外で縫ってもらう時代がくるのでしょうか?そうしたら、今かろうじて着物が売れているリサイクル業界も着物が売れなくなっていくのでしょうか?
心配な着物の未来でした。

照れ 公共の職業訓練学校で高齢者向けに和裁を教えてくれるところが増えたら、私も将来行きたいかも(東京の新宿にはあるみたい←遠い)