聖護院五大力さんにお参りに行ったあと、きもの文化検定の合格者表彰式並びに記念パーティーに参加するため、蹴上のウェスティン都ホテル京都へ行きました(by taxi)。


そうそう、先に申しておきますと、今回写真がほとんどなくて借りものです。ですので、怪しいマンガも描きました。




歩く

10時に集合場所へ行くと、一級合格者の皆さまが順に写真撮影をされていました。


皆さま、なんかもう、すごく素敵な雰囲気の方ばかりだったのですよニコニコ

それぞれとてもお似合いの着物を着ていらっしゃってスタイルがよくて上品でいらして飛び出すハート

首席合格の方は、ワントーンコーデというのでしょうか。色数を抑えたモダンな装いをされていて、モデルさんのようでした。

私は自分が着物が好きになった原点のような着物を着て行きました。

髪の毛や着付けを美容室でやっていただいた方もかなりいらして、元がイマイチな自分は、プロにお任せしなかったことを後悔しないこともなかったです汗うさぎ


そんなこんなでキョロキョロの撮影の順番に。

流れはこんな感じでした。


撮影をしてくださる前に着付師?の方が着物を整えてくださいます。私、あら〜💦と言われました。お寺にお参りに行ってサッサカ歩いたりして、乱れていましたね(-_-;)



そう言えば、都ホテルの玄関のところで室町の加納さん(問屋さん)にお会いしてご挨拶しました時に、こんなことをおっしゃっていました。

↓(似てなくてスミマセン)


雑誌に合格者が皆載るそうで、今回は紙面に大きく載るかも?とおっしゃっていました。鎌倉の知人が着ていく着物が大変といっていたのが、着物に精通した方ばかり集まるということだけでなく、誌面掲載ということで足元までビシッと決めてと言っていたのだ、とこの時判りました驚き


えっと…普段どんなアホ面していても🐻スタンプで隠せて安心なんですよ。顔にスタンプ付けていただけませんでしょうか…



その後表彰式の練習をして、一旦解散。

西陣の小物職人さんともここで合流しました。小物職人さんは2級の講師をされている橋村さんのところで悉皆をいつもお願いされているんですよ。



裏千家さんのお点前で抹茶の接待がありました。

きもの文化検定さんより写真お借りしました




お菓子は伺うと春の光という銘だそうです。(どちらのお店のお作りでしょうか?)


一級合格者の方は全国からいらしていて、西陣の小物職人さんが着物関係の観光案内をしていましたよ(会場近くのみやこメッセとか)。

私、帯が緩んでまして、一級合格者の方々がとても上手に直してくださいました。大変ありがとうございましたm(_ _)m



では開幕です。


一級合格者入場

きもの文化検定さんより写真お借りしました


一同礼



会長さんのお話の後、表彰式と首席の方のスピーチ

きもの文化検定さんより写真お借りしました


会場全体の様子です。

きもの文化検定さんより写真お借りしました


級ごとの合格者の撮影を撮りました。


有段者の方々が集まると、何かオーラのような雰囲気が感じられました。


来賓祝辞、講演などいただきました。

狂言師の茂山千三郎さんが着物であったこと、なくなったことという話をされました。それまでの日本人の呼吸はお腹から「吐く」ことで悪いものを体から出すことであったが、現在は胸で吸って吐くのが呼吸となってしまった。また以前は身体を先に出し足が後からついていって腕も振らないで歩く「ナンバ歩き」であった、故に足の親指に重心がかかっていたが、現在は踵から足裏の外側部に重心をかける歩き方になっている。そういうわけで呼吸と歩き方が着物でなくなって変わってしまったという話をされました。


また、乾杯の時に烏飛び(で合ってるのかしら?)を披露してくださいました。


動画(音でます)


静止画


能や狂言師の方は脚力ではなく、インナーマッスルを鍛え、引き上げるイメージを持つことでこのような跳びをされると聞いたことがあります。


きもの文化検定さんより写真お借りしました


きもの文化検定の試験案内の表紙でも飛ばれています。体幹まっすぐ。私より少し年上なのにすごいですね。見習うべきところは習いたいです。


さてお食事はこんな感じでした。


一級合格者の席は一番前のテーブルでした。きものカンタービレの朝香さんが私の目の前でどなたかの写真を撮られていて、コッソリ恐らく誰よりも至近距離で鎧縅の帯を拝見させていただきました。


また、元美しいキモノの編集長によるコーディネート紹介のアナウンスがあり、前を見ると還暦着物好き日記のJガールさんが選ばれしメンバーにびっくりマーク

↓(似てなくてスミマセン)


私がオッという顔をすると小さくガッツポーズしてくださいました。こういう表現が咄嗟に出来るなんて、カッコイイ!ますますファンになりました。

司会のこばやしあきこさんと美しいキモノ元編集長によるコーディネート紹介のコーナーです

あっという間の3時間ほどの宴でした。
会が無事開催されたことに感謝し、お礼申し上げます。

最後に西陣の小物職人さんの装い
キョロキョロは顔ぼかし技術を手に入れた)
宮野勇造さんの加賀友禅です(余談ですが、このパーティーが終わった後シミを発見して、2級の講師の橋村さんのところへ持って行ったそうです)。

私は写真を引きで見ると、自分からの目視で一寸ほど短い身幅が、実際は一寸五分は足りていなかったのではないかと感じました。他の皆さまがスタイルが良いだけに、横に太いと大きい人に見えました。あとは家で柔らかものを着る練習をしてみても、実際動き回ったら違うものですね。背中に補正が足りなくて帯が下がってくるとか、紬より着丈を長めにしてみたつもりでも実際思ったほどでもなかったとか、着付けに関しては反省点がありました。

記念パーティーは同窓会のようなものだとか。
今回同じテーブルでご一緒した一級合格者の皆さまには、またいつかどこかでお会いできる機会がありましたらよろしくお願いいたします。

知っている方はほとんどいらっしゃらなかったのですが、もしかしたらどこかでお会いしたことがあるかも?という方はいらっしゃった気がしました(私信→以前上田で帯を泊まり込みで織りに来られた方で横浜の地機体験で再びお会いした方、もしかしたらいらっしゃってませんでしたでしょうか?)。

またこれからきもの文化検定を受けてみようと思われる皆さま。

私、人に「あなたが出来るなら私も出来ると思うの」と言われたことがあります(笑)

いや、全くもって、いい得て妙です。

このようなドタバタのキョロキョロも出来たなら自分にも出来る、このブログを読まれてそのように思われた方もおられると思うのです。是非ご自分に自信を持って、きもの文化検定、チャレンジなさってください照れ



(次回は大阪編です)