座ったときの着物の袖。
手がテーブルにあるときの袖。
どのようにしたら良いのでしょうか
重さと落ち感がある柔らかものは自然と落ちてくれますが、
麻や綿の袖の置き場が難しいです。
弥生時代の貫頭衣の一部を袖にしたことに始まり、
采女の 袖吹きかへす 明日香風 みやこを遠み いたづらに吹く by 志貴皇子
の飛鳥時代には風に吹かれるくらいの長さになり、
平安時代には、十二単なんかの立派な袖が出来てしまった着物の袖。
なんでこんなに長いのか。
筒袖流行れば良いのに、と思いますが。
いや、それよりも、美しい所作かしら…。