関西の方にはご存知の方もたくさんおられるかと思うのですが、宝塚の中山寺では、安産祈願の腹帯の晒を授けてくださいます。子どもが無事に産まれたら、晒を新たに買って中山寺に納めます。
南無観世音菩薩の書かれている晒はありがたく使いますが、子どもも大きくなって、晒あるけど何に使う?という時に、図書館で見つけた
「自分でできる きもののお手入れ&お直し」
世界文化社(2010年)
に載っていました「やせてみえる晒襦袢」を作ったら、大変便利でした。
やせて見えるかどうかはイマイチわかりませんが、これひとつで和装ブラも補整も兼ねてくれる逸品です。
この晒襦袢を作り始めてから、和装ブラとか腰パッドとかウエストの補整とか買い足していません。
GW中にもひとつ作りました。
晒半反とミシンで作ります。
どうやって着てみるか、モデルは身長90センチ、身丈50センチのこの方にやってもらいましょう。
バストを覆うように、必要なら身頃と肩布の間に布を入れます。
バストを寄せるようにしてバスト布で抑えて、マジックテープで止めます。
ウエストもお腹を抑えるようにしてマジックテープで止めます。
必要ならウエスト布のポケットに布をいれます。
後ろは
必要なら腰のポケットに布を入れたりします。
骨格診断上半身ストレート、下半身ウエーブ(早い話胸少なく洋梨体型)の私は、腰のポケットに大きい布を入れます。
晒があれば、人にもプレゼントしたりしています。
大体制作にまる一日。今回は6作目でした。
※新たに着物のリメイク・リニューアル・お誂えカテゴリー作りました。以前のものも振り分けています。