夏になると、なぜか聴きたくなる曲があります。
私にとって、その一曲が
サザンオールスターズの「真夏の果実」です。
サザンオールスターズの名曲の中でも、特に心に残っている曲。
明るくて楽しい「夏」というイメージとは少し違っていて、どこか寂しくて、切なくて……。
でも、その切なさが夏の景色にすごく似合うんですよね。
「真夏の果実」を聴くと、夏の景色が浮かんでくる
この曲を聴いていると、海や夕暮れ、少し湿った夏の夜の空気まで思い浮かびます。
楽しかった夏だけではなく、
「あの頃はよかったな」
「今どうしているんだろう」
そんなふうに、昔の記憶まで自然と呼び起こされる。
音楽って不思議ですよね。
何年経っても、イントロを聴いた瞬間に、その頃の自分に戻れることがあります。
大人になってから聴くと、また違って聞こえる
若い頃に聴いていたときと、今聴く「真夏の果実」は、少し違って聞こえます。
若い頃には分からなかった歌詞の切なさや、人を好きになることの難しさ。
そして、時間が経ってから分かる「失ったもの」の大きさ。
年齢を重ねたからこそ、心に引っかかる部分が増えた気がします。
夏なのに、どこか寂しい
「真夏の果実」の魅力は、夏のキラキラした部分だけを歌っていないところなのかもしれません。
暑い日差しの中にも、夕暮れになると少し寂しくなる瞬間がある。
楽しい時間が終わってしまう寂しさ。
大切な人との距離を感じる寂しさ。
そんな「夏の裏側」まで感じさせてくれる曲だと思います。
今でも色褪せない一曲
昔から聴いている曲なのに、今聴いても古さを感じない。
むしろ、自分が年齢を重ねるほど、歌の中にある感情が分かるようになってきた気がします。
夏の海を見ながら聴くのもいい。
夕方の車の中で聴くのもいい。
そして、ひとりで静かに聴くのもいい。
そのときの自分の気持ちによって、同じ曲なのに違って聞こえるんですよね。
今年の夏も、きっと私は「真夏の果実」を聴くと思います。
昔を思い出しながら。
そして、今の自分の時間を大切にしながら。
夏には、楽しいだけじゃない。
ちょっと切なくなる瞬間もある。
そんな気持ちまで包み込んでくれる「真夏の果実」。
やっぱり、いい曲だなぁと思います。
※使用した画像は「真夏の果実」をイメージしてAIで制作した画像です。