おふくろ 昨日 

欲をかいて サンショウの実をとってきたものだから

 

 

 

 

 

 

 

ゆうべは ジクをとるのに ガッチリ4時間かかってしまったんだ。

夕ご飯を食べてから そのまま始めて・・・

 

 

 

 

6時半から10時半まで やり続けた。

今までは 指の先を使ってジクを引っこ抜いていたんだけれど

 

 

 

 

 

 

 

眉毛を整えるための このハサミが具合がいいものだから

 

 

 

 

 

 

”こりゃぁ 調子がいいやぁ・・”

なんてな いい調子で始めたんだ。

 

 

だけど 1時間くらいたったとき 

いくらも進んでないことに ふと気づいて 思わず

 

 

”ひぇー・・   まだこんなに残っている” って 

”これは とんでもないことになったぞ・・” ってな

 

 

思ったんだ。

 

 

 

 

(これは もうだいぶ時間がたって先が見えてきたころの状態)

(左側の小さいかたまりが じく取りが残っているやつ 右側は取ったカス)

 

 

 

 

それからは ただひたすら ハサミでジクを取り続けた。

そのうち 目はショボショボしてくるし 腕や肩が痛くなってくるし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”あ~あ 調子づいてこんなにとって来なければよかったなぁ”

なんて思いながら 手を動かし続けたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

まったく・・ こんな大騒ぎをしたのに 途中で放り出す 

という発想は おふくろ とうとう 最後まで持たなかった。

 

 

 

もったいなすぎてな。

 

 

 

 

 

 

 

”何でも すぐに放り出してしまっていた自分だったのに

ずいぶん 辛抱強くなったものだなぁ”

 

 

 

おふくろは そんなふうに思いながら

とうとう 全部のじくを取り切った。

 

 

もっとも まったく辛抱強くないことも いっぱいあるんだっけ。

 

 

 

 

 

 

       上差し

ほ~れ とうとう 終わった。

夜の10時半 残りがすっかり片付いた。

 

 

今朝になってから 沸騰した塩のお湯でアクを抜いて

これを うちわであおいで冷ます。

 

 

 

 

 

 

そして 塩に漬けたり生醤油に漬けたりして 利用する。

しかし おふくろ・・ 夕べはまいったなぁ。

 

 

 

あぁ・・ せめて香りだけでも 

 

今 来てくれて これを読んでくれている 

あなたに 届けたいものだ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

さあて・・ 今年も 一つ一つ  季節の仕事が済んでいく。

あとは 梅の季節の大仕事が待っているぞ!

 

 

最後に 幼い魂や弱い動物たちが

痛めつけられない世の中になりますように・・・

心から 祈る。