草むしりを続けていたら ドクダミの子どもが出始めていた。

おやじが ドクダミだけは むしらずにおいてくれたんだな。

 

 

 

 

 

小さくて ちょっとかわいそうな気もするけれど

おふくろは待っていられなくて さっそくいくつかとってきた。

 

 

 

 

 

それをサッと洗って 

 

 

 

 

 

アルミホイルに包んで熱をかける。

 

 

 

 

こういう場合は 電子レンジではないほうがいい。

しばらくするとしんなりしてくる。

 

 

 

 

 

これは おふくろの母親 死んだばあさんが

よくやっていたやり方なんだ。

 

 

 

ばあさんは これで 

自分の皮膚がんを 抑えてしまったことがある。

 

 

 

 

 

 

 

これについては あとの機会に話すことにするけれど

とにかく ドクダミの汁を脱脂綿にしめす ってことは

 

 

 

ずいぶんと 手間がかかることなので 

この方法で 簡単に済ませるわけだな。

 

 

 

 

 

 

しんなりしたドクダミの葉っぱを 

そのままつまんで 鼻の穴に入れる。

 

 

鼻につめてから 気づいたことなんだけれど

鼻呼吸ができない。

 

 

考えてみれば 当たり前のことだな。

人は やってみて初めて気づく ということがけっこうあるものだ。

 

 

 

 

 

 

 

おふくろはそのまま 畑に行ってワラビをとる。

道ですれ違うばあさんたちと 鼻詰まりの声で会話をする。

 

 

帽子と覆面で装備をしているから ばあさんたちは気づかない。

 

 

 

 

 

 

 

脱脂綿で蓄膿症を完治させた人によると

一日やっていたら 大量の鼻汁が出たそうだ。

 

 

 

おふくろも しんなりドクダミを鼻の穴に詰めて間もなく  

喉の奥の方へ 鼻汁がたれていく感じがし始めた。

 

 

 

 

 

 

大量 とまではいかないけれど かなりの量の鼻汁が

葉っぱを引き出すと 一緒に出てきた。

 

 

 

鼻の穴に ドクダミを詰めた状態の顔を

ちょうど二人一緒にいた妹たちに ビデオ電話で見せたら

 

 

 

たくさんの鼻くそが はみ出ているように見えたらしい。

いきなりその顔を見せられたら そりゃそうだ。

 

 

 

最初は 「どうしたの?!」 と驚いた。

 

 

 

訳を話して ドクダミの葉っぱがはみ出していることがわかったら

「ガハハハッ」 って大笑いをしていた。

 

 

 

 

 

 

おふくろも あとから その顔を鏡で見て

”プッ・・” と吹き出したら 片方の鼻の穴から

 

 

 

詰めたドクダミを ポンッ とほき出してしまった。

おふくろ 何やってるんだ?

 

 

まだ 話したいことはあるのだけど

次回に話すことにする。

 

 

最後に 幼い魂や弱い動物たちが

痛めつけられない世の中になりますように・・・

心から 祈る。