医学部受験では面接はほぼ必須ですよね。
もちろん、まだ導入していない医学部もありますが、ちかいうちにほぼ全部が面接導入するでしょう。
面接で何が分かると言いたい人もたくさんいるでしょうが、簡単なことです。
不適格な人を除外したいんです。
その基準は大学によってさまざまです。
年齢、性別、思想などいろいろです。

ある医学部の面接を受けた時に「あなたの年齢はこの大学にも、あなたにも不利益でしかありません。その点についてどう思いますか?」と聞かれたことがあります。
この大学は年齢が一つの基準だと瞬時に悟りました。
しかし、それで腹を立てたり、へこんでいたりしては再受験生はやってられません。
世間の評価はきっとそうなのでしょうから。
これを凌駕するだけの学力と行動力、話術が必要なんです。

何年か前にある国立大学で年齢のいった方が落とされました。
これについて賛否両論ありますが、この大学では年齢が一つの基準だったのでしょう。
もちろん、点数は超えていても、面接官からすると不適格だったのかもしれません。
面接を可視化することは不可能です。

世間からするととても良い人だけど、好きでもない人、むしろきらいな人から告白されたらどうします?
断りますよね。
「なぜ?」なんて聞かれたら面倒ですよね。
「タイプじゃない」ってのが本音でしょう。
「どこがダメ?」なんて食い下がられても、違うものは違うんです。
これが真理だと思います。
センター試験も終わり、出願校も決まった頃ではないでしょうか。
これから先の勉強は2次の学力試験、小論文、面接となります。
ここでなぜ小論文と面接が必要なのかと良く話題になります。
医学部ではこの二つはほとんどの大学で実施しています。

小論文は主題に対して論理的に相手を納得させることが出来るのか、これが目的でしょう。
しかし、最近は形骸化されていて、小論文は儀式的な物になってきている気がします。
実際、私立では学力試験合格後、二次として小論文+面接となっていて、学力試験とは違うものと認識しているのが
分かるでしょう。
受験生も小論文がどういうものか分からずに書いている人もたくさんいます。
また、採点者の主観があるので、点付けが一律化するのは難しいでしょう。
考えさせるという当初の目的から、通過儀礼的になっている気もします。
どうせなら学力試験の一つに入れたら良いのにと思ったりします。

面接に関しては個別面接からグループ面接、5分のところから1時間近くのところまで大学によって様々です。
ハラスメントぎりぎりの面接をしているところも少なくありません。
面接官は基礎、臨床といろいろいますが、受験者は誰が偉いのかとか気が回らないくらい緊張しています。

小論文は時間との勝負です。
下書きなんてしている暇はありません。
とにかく、自分の主張が決まったら、手を動かさないと時間が足りません。
字数が足りない、多すぎるなんてことはざらです。
面接も緊迫感から質問にすぐに答えないといけないような気持ちになる人も多いようです。

対策は簡単です。
小論文ではとにかく練習です。
普段から中学生くらいを説得するつもりで、分かりやすく、簡潔に書いていきましょう。
主張は2つより1つの方がシンプルで分かりやすいでしょう。
そして、主語と述語を対応させるくせをつけましょう。
これまでたくさんの方の小論文を読んできましたが、ほとんどが作文かエッセイのレベルです。
そして、接続詞の使い方がおかしい為に、主語が二つ、しかも何も関係のないものが一文に入っていることが多いです。
面接対策も練習が大切です。
簡潔に答えるくせを付けましょう。
「あなたは何色が好きですか?」
と聞かれたら、例えば「私は小さい頃から海が大好きなので、沖縄の海のような透き通るような青色が好きです。」と言うと正解のように聞こえますが、50点くらいでしょう。
理由は簡単です。
「海が好き」と最初に言っては色を聞いているのに、海と答えているのです。
「私は青色が好きです。」が本当の答えでしょう。
会話なので、通常なら質問者から「なぜ?」がないなら答えなくても良いのです。
面接官から「あなたは何色が好きですか?理由とともに答えてください」ならば先の答えで良いでしょう。
もしかしたら、色を聞いているのは何色に興味があるのかではないのかもしれません。
心理テストをしているのかもしれません。

医学部の試験では心理学的な要素を聞いていることも少なくありません。
その辺りもふまえて対策してはどうでしょう。