PICU 小児科集中治療スペシャル


私は子供の時は体が弱くて


病院の生活が殆どでした。


救急で夜中治療中に


反社会の方の喧嘩で血だらけ

運び込まれてきて


婦長にすごい剣幕で怒られていたな


そんな時代


あの頃の婦長さんは


誰にでも 


物怖じせず凛としていてかっこよかった


子供ながらその姿を見て


かっこいい╰(*´︶`*)╯♡って笑い笑い笑い



健康な人は分からない


子供ながら 特別なことじゃなくて


普通に走りたい 遊びたい


発作が起きるたびに 


いつも死を覚悟していた


子供が死を覚悟するんですよ


そんなことが私の普通でした


今じゃー想像もつかない体になりました


ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


私のように元気になれる子ばかりじゃ無いけど


PICU 小児科集中治療観ると


思い出します


あの頃


夜中バタバタした方思うと


翌朝 ベッドが空いてて


看護婦さんが病院変わったの


って話してくれるけど


みんな知ってたよ


天国へ行ったんだなって


楽しく笑ってたのに…


思い出すと胸が痛くて辛かった


知らないうちに目からポロポロ水が溢れてきてさ


小さい子には知られちゃダメだからと


自分も子供なのに気にして


宿題必死にやってみせ近寄られない空気出したり


話ししないようにしてた


そんな日は 病室は静かだった


大きい子は みんな私のようにしてた


健康な人には分からない


子供ながらに生と死を目の当たりの現実の日々だった


ある日


中学の夏休みに 宝物を詰めた箱を開けた


その中に3通の大人からの手紙が入ってた


入院中幼児の子が入院してくると


絵本の読み聞かせ•折り紙•塗り絵をしてあげた


ママと一緒に入院してくるけど


ママも時々外に出なきゃ行けない時があって


そんな時はよく遊んでいた私がいれば大丈夫だった


そんな子が何人かいた


その手紙の2通は 


天国に行ってしまった子のご両親からの手紙だった


遊んでくれてありがとう 

あの子は幸せでした

あの子の分まで頑張って生きていきます。

そんな風につらつら書かれた手紙でした


元気になって と言う言葉が入ってた


思春期に入っていた私には


その言葉を素直に受け止められず


元気になってきた自分に負目を感じて辛くなった


辛いから 

何よとどうして良いかわからない

怒りがあった

自分への怒りだったのかもね



大人になり子を持つと

ご両親の気持ちがくめるようになった


その反面 

あのご両親は今どうされているだろうか


そんな気持ちが晴れた空に浮かぶ雲へと放たれた


この前 

霊能者の方が教えてくれたという

死者への手紙の書き方をやってみた


和紙に手紙を書いて白い花を添えて川に流す

簡単なこと


届いているといいなぁ 


生まれ変わることがあるならば

また一緒に遊ぼうね

来世でも来来世でも出会えるといいね


そんな簡単な手紙でした


PICU 小児科集中治療 素敵なドラマだと思います


医療がどんどん進み 

子供の病気が治っていきますように