西隣町の山野草の展示会で購入した、イワタバコ科 Gesneriaceae、マツムラソウ属 ( ティタノトリーチュウム属 ) Titanotrichum に属する、マツムラソウ ( 松村草 ) の花です。

   

 

マツムラソウは、絶滅危惧IA類 ( CR ) に指定され、

沖縄県の石垣島・西表島に分布しています。

但し、石垣島は、文献のみ ? のようです。

 

やや薄暗い水の滴るような岩崖などに自生しています。

                   

国外では、台湾、中国の福建省に分布しています。

 

一属一種で、学名は、

Titanotrichum  oldhamii  です。

 

シノニムは、

Matsumuria  oldhamii

Rehmannia  oldhamii

が、あります。

 

尚、

マツムラソウは、松村任三博士への献名です。

松村任三博士は東京帝国大学の教授で、助手時代にあのモースに師事し、大森貝塚の発掘にも参加した、小石川植物園の初代園長です。

               

それから、

牧野富太郎博士は、松村任三教授の助手になったこともあり、色々な関係を持たれたようです。

 

中国名は、台闽苣苔 ( 台閩苣苔 ) で、止血・解毒などの生薬です。

   

 

 

 

2016年10月15に購入した株です。

久しぶりの開花に気が付きましたが、名前が思い出せませんでした。

冬、霜除けする場所に置き忘れていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて

 

 

拡大しました。

 

 

花の拡大です。

 

 

覗きました。

 

 

葉の拡大です。