西隣町のJAのグリーンセンターで購入した、キキョウ科 Campanulaceae、キキョウ属

Platycodon に属する、キキョウ ( 桔梗 ) の花が、咲いています。

 

青紫花と白花とピンク花、3色の寄せ植えで、矮性化剤が切れた株ですが、

青紫花と白花が残っています。

 

 

キキョウは秋の七草として、有名な花です。

原種は北海道、本州、四国、九州 ( 南限は、鹿児島県の奄美大島南方の請島 ) に分布しています。

 

日の当たる林縁・草原などに自生しています。

 

国外では、

ロシア ( 沿海地方、ハバロフスク地方、アムール州、サバイカエリ地方 ) 、朝鮮半島、中国(雲南省-四川省-陝西省のライン以東、及び陝西省以北) に分布しています。

 

学名は、

Platycodon  grandiflorus  です。

 

シノニムは、

Campanula  gentianoides 

Campanula  glauca

Campanula  grandiflora

Platycodon  autumnalis 

Platycodon  chinensis

Platycodon  glaucus

Platycodon  mariesii

Platycodon  sinensis 

の他に、変種のシノニムが17種、品種のシノニムが12種あります。

 

根は、喉の痛み・咳・痰の生薬として利用されます。

 

中国名も、桔梗と書き、喉の痛み・咳・痰など生薬に用いられています。

 

 

 

 

2016年8月22日に購入した株で、延々と咲いています。

矮性剤で小型になったままです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて

 

 

花冠が青紫の花です。

 

 

横側です。

 

 

別の花の花芯の拡大です。

雄性先熟のため、雄蕊が萎れたら雌蕊の柱頭が裂開します。

普通は5裂ですが、この花は、4裂です。

 

 

蕾です。

 

 

花冠が白の花です。

 

 

横側です。

 

 

青紫花の葉です。

 

 

白花の葉です。