愛知県の更新世の斧足類、二枚貝のミノガイ科 Limidae、ユキミノ属 Limaria に属する、フクレユキミノの化石です。
有名な海食崖のヤツシロガイ密集層で採集しました。
ここでは、普通種です。
現生種です。
シノニムは、
Lima marwicki
Lima orientalis
Limaria delicatula
Limaria marwicki
Limaria noverca
Limaria (Limaria) orientaris
Limaria parafragile
Limaria vigens
Promantellum delicatule
Promantellum noverca
Promantellum parafragile
Promantellum vigens
が、あります。
以上、
主に、WMSDB、WoRMS などに、従いました。
それから、フクレユキミノの学名に、
主にフィリピンに分布する、幅広の Limaria hakodatensis を採用している、資料館、博物館が、多数を占めています。
尚、WMSDB は、
Limaria orientris を受け入れながら、
南アフリカに産する、Limaria africana のシノニムとして、Limaria orientris をあげています。
学名 Limaria orientaris
時代 中期更新世 渥美層群 豊橋層
約44万年前 ( ヤツシロガイ層 )
産地 愛知県 田原市 高松町
採集日 1990年10月20日
採集者 筆者 kulif
右殻です。
内面側です。
殻頂側です。
前端側です。
後端側です。
腹縁側です。
