三河地方の山野草の展示会で購入した、アオイ科 Malvaceae、コッメルソーニア属
Commersonia に属する、八重咲きのテンノウバイ ( 天皇梅 ) の花です。
テンノウウメ ( 天皇梅 ) は、下記の通り、別種です。
テンノウバイの野生種は、一重咲きで、
オーストラリアの南西部にある、ニューサウスウェールズ州の固有種です。
海岸近くの砂岩の崖や、小渓谷などに自生しているそうです。
日本では、
八重咲品を天皇梅と称し、盆栽としても栽培されています。
学名は、
Commersonia hermanniifolia
に、なりました。
シノニムは、
Byttneria hermanniifolia
Restiaria hermanniifolia
Rulingia hermanniifolia ・・・直近の学名
Rulingia oblongifolia
が、あります。
Kewは、
Lasiopetalum dumosum
も、シノニムにしています。
尚、
屋久島以南などには、
よく似たバラ科のテンノウウメ ( 天皇梅 、イソザンショウ)
Osteomeles anthyllidiforia があり、葉の付き方で区別されます。
単葉→テンノウバイ
羽状複葉→テンノウウメ
2017年4月28日に購入した株です。
作落ちさせて心配しましたが、咲いてくれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花の拡大です。
横側です。
葉の拡大です。