ホームセンターで購入した、オシロイバナ科 Nyctaginaceae、ブーゲンビレア属 ( ブーガンビッレア属、ブーゲンビリア属 ) Bougainvillea に属する、ブーゲンビレアの園芸品種、「ピンクレディー」の花が咲いています。
イカダカズラ ( 筏葛 ) 、ブーゲンビリアとも呼ばれています。
尚、通産省の品種登録の正式名称、ブーゲンビレアを使用しました。
ブーゲンビレアの原産地は、
南米のブラジル西部~ペルー、ペルー~アルゼンチンです。
中米などは、移入地です。
日当たりの良い乾燥地に自生しているようです。
尚、熱帯雨林などへの移入地では、常緑になり、年中開花します。
つる性の種は、他の植物の上に登ります。
この属には、18種が認められ、4種が未決定種になっています。
このうちの3種の交雑種が、園芸品種として販売されていますが、枝変わりの園芸品種もたくさんあります。
( 栽培中に、自然雑種が容易にできるようです。)
交雑 ( 交配 ) の親、3種の学名は、
Bougainvillea glabra・・・・・・・・ブラジルのグラブラ
Bougainvillea peruviana・・・・ペルーのペルヴィアナ
Bougainvillea spectabills・・・・ブラジルのスペクタビッリス
です。
ピンクレディーは、日本で開発された品種と思われますが、品種登録にも記録が無く、分かりませんでした。
尚、愛知県の生産者が、古くから生産しているようです。
学名は、
Bougainvillea cv. です。
ブーゲンビレア属に属する18種には、
合計36種のシノニムがあります。
樹液は、皮膚発疹を起こす可能性があります。
移入先のメキシコでは、咳、喘息などの薬用に用いられているようです。
2017年6月26日に購入した株です。
低温に弱いということで、加温室で越冬させています。
2鉢所持していますが、どちらも、最盛期は過ぎています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花序の拡大です。
3枚の苞は白色で、ピンク色が少し乗っていますが、夏になると、ピンクが多くなります。
白い花が2本、蕾が1本あります。
横側です。