岐阜県の中新世の板鰓類、サメの歯で、メジロザメ科 Carcharhinidae 、メジロザメ属 ( カルカリヌス属、カルチャリーヌス属 ) Carcharhinus に属する、エジャートニ ( エゲルトニ ) の歯の化石です。
2012年の最初の採集日に、採集した歯で、その1-7です。
産地は、g1から見えるg1cです。
サメの歯としては、少ない種類です。
これで、最初の採集日は、3種類で合計7本の成果でした。
学名 Carcharhinus egertoni
時代 前期中新世 後期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 2012年
採集者 筆者 kulif
下顎歯で、舌側です。
咬頭先端の傾きから、右が遠心側、左が近心側です。
咬頭は、途中から細く尖ります。
唇側です。
鋸歯は、咬頭先端辺りは小さく、中央辺りで最大になり、咬頭基底に近づくと、小さくなります。
咬頭先端側から見ました。
唇側 ( 下側 ) も少し膨らんでいるため、平面で無く、丸く見えます。