岐阜県の中新世の腹足類、巻貝のオニノツノガイ科 Cerithiidae、タケノコカニモリ属 Rhinoclavis ( ライノクラヴィス属、リノクラビス属 ) の仲間と思われる、未確定の化石です。
タケノコカニモリガイの仲間 ? とする資料もあります。
産地は、k1です。
サメの歯の採集時に見つけました。
こでは、やや少ない種類だと思います。
以前は、
"Proclava ″ sp. に、なっていました。
学名 "Rhinoclavis ″ sp.
時代 中期中新世 前期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 1993年
採集者 筆者 kulif
殻口側です。
螺層の1/3を占める、縫合下の強い縦肋 ( コブのように見える ) が目立ちますが、
この個体は、標準タイプと異なり、その下の螺脈がはっきりしないため、縦肋と交わらず、数珠状になっていません。
背面側です。
殻頂側です。
前溝側です。