ニホンサクラソウの大先輩から頂いた、キンポウゲ科 Ranunculaceae、
カラマツソウ属 Thalictrum に属する、タカサゴカラマツ ( 高砂唐松 ) の白花が咲いています。
タカサゴカラマツは、
タイワンカラマツとも言われ、台湾の固有種で、全島に分布しています。
ほかのカラマツソウ属と異なり、
低地の森林やその空地などの湿った所に自生しているそうです。
学名は、
Thalictrum urbaini です。
シノニムは、
Thalictrum fauriei
Thalictrum hayatanum
Thalictrum micrandrum
Thalictrum morii
Thalictrum urbainii var. urbainii
が、あります。
台湾名は、傳氏唐松草です。
尚、
同じ学名で、
梅弁タイプのタイワンバイカカラマツ ( 台湾梅花唐松 ) が、あります。
2018年10月23日に頂き、2019年に株分けした株です。
防霜不織布の囲いの中に、置いてあります。
この寒い時期に咲く花は、貴重です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
花の拡大です。
花弁は無く、萼片と雌蕊と雄蕊が花になります。
外側にあって長いのが雄蕊で、先端に丸い葯があります。
中央にあって短いのが雌蕊で、先端に平たく鍵状の柱頭があります。
横側です。
咲き始めと蕾です。
萼片の裏は、暗くて分かりませんが、薄ピンク色です。
黄葉です。