古典園芸植物の展示会で購入した、カンアオイの古典園芸植物になっている、
細辛の「日の出 」の実生株で、細辛→カントウカンアオイに変化した株の花が咲いています。
薄亀甲・霞・胡麻斑模様葉で、泥軸泥花です。
細辛は、
ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae カンアオイ属 Asarum に属する、
カントウカンアオイ ( カンアオイ ) などの青軸素芯種から、江戸時代以降に選別された、葉模様の美しさを楽しむ古典園芸植物の総称で、
現在まで、延々と伝えられています。
カントウカンアオイは、日本の固有種で、
関東地方 ( 群馬県を除く )、静岡県、愛知県、三重県に分布しています。
学名は、
Asarum nipponicum です。
シノニムは、
Asarum blumei var. albidonebulosum
Asarum blumei var. albivenium
Asarum blumei var. viride
Asarum kooyanum var. nipponicum
Heterotropa nipponica
が、あります。
2014年に芽生えた株です。
抜き捨てずに育てています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
花の拡大です。
「日の出」の花色は、栽培環境で多少変化するそうですが、この実生品は、泥花で、葉柄も泥軸になっているため、細辛ではなく、カントウカンアオイになってしまいました。
萼筒側です。
葉の拡大です。
葉模様は、変わったままですが、それでも好きな葉模様です。