岐阜県の中新世の魚類で、条鰭綱 Actinopterygii ( 硬骨魚綱 Osteichthyes )
スズキ目 Perciformes タイ科 Sparidae に属すると思われる耳石で、扁平石の化石ですが、確定できません。
産地は、g1です。
サメの歯とエイの歯の採集時に、見つけました。
ここでは、耳石の採集は、簡単では、ありません。
それから、
耳石は三半規管の石のことで、燐酸カルシウムの骨と異なり、
アラレイシ ( 炭酸カルシウムの結晶 ) で出来ています。
また、
ここでは、タイ科の歯の採集をしていますので、同じ種類かも知れません。
学名 Sparidae (?) , gen. et sp. indet.
時代 前期中新世 後期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 2003年
採集者 筆者 kulif
耳石の一つで、
左耳 ( 魚から見て左側 ) の扁平石の内面側です。
左が後側 ( 尻尾側 ) 、右が前側 ( 口側 )、上が上側 ( 背鰭側 )、下が下側 ( 腹側 ) です。
下側 ( 腹側 ) から見ました。
左が尻尾側、右が口側、上が内面側、下が外面側です。