岐阜県の中新世の腹足類、巻貝のニシキウズガイ科 Trochidae、サラサキサゴ属 ( キサゴ属、ウンボニウム属 ) Umbonium に属する、ジョウガンジキサゴの化石です。
産地は、d2です。
サメの歯の採集時に、見つけました。
ここでは、やや少ない種類です。
シノニムは、
Suchium jyoganjiense
Umbonium (Suchium) jyoganjiense
が、あります。
尚、
Suchium joganjiense
Umbonium (Suchium) joganjiense
などのように、y が抜けるのは、ミス綴りです。
それから、
ジョウガンジは、富山県立山町を流れる常願寺川の右岸産地のことです。
また、
ジョウガンジキサゴは、
サラサキサゴ属の最初の種類で、キサゴの祖先とも言われます。
学名 Umbonium jyoganjiense
時代 中期中新世 前期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 1991年
採集者 筆者 kulif
殻口側です。
殻表は、剥げています。
背面側です。
殻頂側です。
殻底側です。