カンアオイの先輩から頂いた、ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae カンアオイ属
Asarum に属する、アキザキヒメカンアオイ ( 秋咲き姫寒葵 ) の仲間で、
静岡県湖西地方原産のコサイヒメカンアオイ ( 湖西姫寒葵 ) の花が、まだ咲いています。
泥軸、逆亀甲もどき銀葉模様葉、泥花の株です。
コサイヒメカンアオイは、
静岡県の浜名湖西部の湖西地方に分布し、
この地方では、
湖西ヒメカンアオイと呼ばれ、
開花が秋にずれることで、他種と区別できますが、記載されていません。
5月になっても、花が残ることがあります。
秋咲きというより、早咲きのヒメカンアオイの方が、良いかもしれません。
ミチノクサイシンの変種になっている、ヒメカンアオイと同一学名で、
学名は、
Asarum fauriei var. takaoi
とされ、 区別されていません。
シノニムは、
Asarum hisauchii
Asarum takaoi
Asarum takaoi var. austrokiiense
Heterotropa hisauchii
Heterotropa takaoi
Heterotropa takaoi var. austrokiiensis
が、あります。
2015年3月30日に頂いた株です。
葉は紅葉しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
花の拡大です。
萼筒側です。
萼筒は小さく、萼片は長くなっています。
葉の拡大です。
紅葉した、逆亀甲もどき銀葉模様葉です。