岐阜県の中新世のフジツボで、甲殻亜門 Crustacea  ヘキサナウプリア綱 

Hexanauplia 蔓脚下綱 (フジツボ下綱 ) Cirripedia  無柄目Sessilia、フジツボ科 Balanidae、フジツボ属 Balanus に属する、未定種の化石です。

 

 

産地は、d1です。

 

ここでは、やや少ない種類です。

 

サメの歯の採集時に見つけました。

 

 

     

  

学名            Balanus  sp.

時代            中期中新世  前期         瑞浪層群

産地            岐阜県

採集日         1991年

採集者         筆者  kulif 

 

 

 

 

周殻の殻口側で、左右対称になっています。

殻口面とほぼ平行に撮りました。

上側にある、殻口の鋭角の方が後側で、峰板になります。

下側にある、殻口の鈍角の方が前側で、嘴板になります。

 

 

周殻の前側です。( 左右対称です)

穴の開いた正面の三角形が嘴板で、

その左右に、逆三角で横筋の見える、嘴板の輻部が見えます。

更に、その左右に、側板が見えます。

 

 

周殻の後側です。(上記の反対側で、左右対称です)

見にくい正面の三角形が峰板で、

その横の左右に、逆三角の峰側板の輻部が見えます。

更に、その横の左右に、三角の峰側板が見えます。

 

 

左の側面です。

分かりづらいですが、

左の斜めの面が、三角の峰板、その右に逆三角の峰側板の輻部、

その右に三角の峰側板、その右に逆三角の側板の輻部、

その右に三角の側板、その右に逆三角の嘴板の輻部があり、

右端が嘴板です。

 

 

左の側面です。

分かりづらいですが、

右の斜めの面が、三角の峰板、その左に逆三角の峰側板の輻部、

その左に三角の峰側板、その左に逆三角の側板の輻部、

その左に三角の側板、その左に逆三角の嘴板の輻部があり、

左端が嘴板です。