西隣町の山野草の展示会で購入した、ヒガンバナ科 Amaryllidaceae、
ネリネ属 ( ニエリナ属 ) Nerine に属する、原種のネリネ マソニオルムの
保管していた種子が発芽していました。
種子は、ビニール袋に入れ、保管する習慣ですが、
10月20日に採取した種子が、発芽しているのに気が付きました。
てっきり、来年の発芽と思っていましたので、びっくりしました。
よく考えれば、南アフリカ原産は、今頃、成長を開始しますね。
昨日、10月27日、さっそく植え込みました。
ネリネ マソニオルムは、
南アフリカ共和国の東ケープ州のウムタタ Mthatha ( Umtata ) に、
分布 ( 2ヶ所の内、1か所は絶滅 ) している、局所的な固有種で、
南アフリカのレッドリストに載っています。
海岸平野からの霧を受ける、粗粒玄武岩 ( ドレライト dolerite ) の
草原に自生しているそうです。
学名は、
Nerine masoniorum
です。
シノニムは、ありません。
2019年10月26日に購入した株で、2022年8月6日に株分けしました。
株分けしたせいか、今年、初めて花を見ることができ、種子もできました。
保管中、
ビニル袋は、チャックを閉じずに、湿り気のある部屋に置いたためか、
湿り気があります。
このため、発芽したのかもしれません。 ・・・・・・・・kulifの家にて
ビニール袋から、出しました。
植えこみました。
種子は、鹿沼土の表面に出して、根のみを植えこみました。