岐阜県の中新世の板鰓類、サメの歯で、メジロザメ科 Carcharhinidae
メジロザメ属 ( カルカリヌス属、カルチャリーヌス属 ) Carcharhinus
に属する、未定種 sp.1 の下顎歯の化石です。
岐阜県の中新世の板鰓類、瑞浪層群のサメの歯とエイの歯の化石で、
4日前upした、2010年の第1回目採集品の内、
メジロザメ属のsp.1を拡大しました。
産地は、g1です。
サメの歯としては、普通種です。
瑞浪層群では、カルカリヌス属の未定種は、
sp.1、sp.2、sp.3 の3種が産します。
sp.2、sp.3 は少なく、
殆どが、メジロザメ属の基本となる、sp.1です。
学名 Carcharhinus sp.1
時代 前期中新世 後期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 2010年
採集者 筆者 kulif
下顎歯で、舌側です。
左が遠心側、
右が近心側で、咬頭先端が左へ傾き、歯根も細長くなっています。
唇側です。
下顎歯にしては、幅広の歯冠です。
鋸歯は、上顎歯と異なり、歯冠基底直上で終わっています。
歯冠側で、下が舌側です。
歯根側で、上が舌側です。
近心側で、左が舌側です。
咬頭は、舌側に反っています。
遠心側で、右が舌側です。