西隣町の山野草の展示会で購入した、ヒガンバナ科 Amaryllidaceae、
ネリネ属 ( ニエリナ属 ) Nerine に属する、原種のネリネ マソニオルムの
花が、延々と咲いています。
原種ネリネのラベルで買いましたが、開花時期が早すぎ、
リコリスではないかと、疑いました。
リコリスとは、花の特徴が異なるので、さらに調べた結果、
早咲き ( 8~10月開花 ) のネリネ マソニオルムとしました。
ネリネ マソニオルムは、
南アフリカ共和国の東ケープ州のウムタタ Mthatha ( Umtata ) に、
分布 ( 2ヶ所の内、1か所は絶滅 ) している、局所的な固有種で、
南アフリカのレッドリストに載っています。
海岸平野からの霧を受ける、粗粒玄武岩 ( ドレライト dolerite ) の
草原に自生しているそうです。
学名は、
Nerine masoniorum
です。
シノニムは、ありません。
2019年10月26日に購入した株で、2022年8月6日に株分けしました。
株分けしたせいか、今年、初めて花を見ることができました。
・・・・・・・・kulifの家にて
花序の拡大です。
花の拡大です。
横側です。
毛の生えた花軸 ( 左 ) と、
細い葉 ( 写らない程、細かい毛があります。) の出方です。
置き場所です。
株分けした鉢のほとんどが、置いてあります。